第31回「長崎和牛」系統枝肉共励会を開催しました。
2025年07月17日
畜産部 畜産課
畜産部
JA全農ながさきは、7月12日(土)に、佐世保食肉センター(株)で第31回「長崎和牛」系統枝肉共励会を開催しました。
この共励会は、系統繁殖農家と系統肥育農家が一体となって、飼養管理技術を高める研鑽の場として、また長崎和牛ブランドの定着と肉牛生産農家の経営安定を図ることを目的として毎年開催しています。
主催者を代表して、JA全農ながさきの真壁運営委員会会長が「今後も長崎和牛の消費拡大に向けた活動や、海外での販路拡大などブランド定着に取り組んで参ります。」と挨拶しました。
今年は、出品された黒毛和牛99頭の内、厳正な審査の結果、JA長崎せいひの岳下肇氏の出品牛が「グランドチャンピオン賞」に輝きました。
枝肉内容は、格付A5、BMSNo.は最高位のNo.12、枝肉重量550.0kgで、枝肉単価は7,000円/kgという高値で取引されました。
また、出品牛99頭の全体の成績は、平均枝肉重量が522.5kg、枝肉格付の最高位となる5等級が85頭、4等級が13頭、3等級が1頭というハイレベルな結果となり、系統繁殖農家と系統肥育農家の飼養管理技術の向上が伺えます。
販売については、平均価格2,702円(税別)で、出品された枝肉全頭が県内外の取引先に活発に購買されました。



各賞受賞者は以下のとおりです。(敬称略)
