はくさい契約販売の取組み
県北地区にてキムチ用原料のはくさい契約販売の出荷が始まりました。
ここ近年、はくさいの需要動向をみると、キムチ用の原料として使用される割合が多くなってきており、各社食品メーカーはこぞって新商品を打ち出している状況です。
この様な状況のなか、食品メーカーとタイアップし、作業の省力化を進めるとともに、新規産地の開拓として、埼玉県産はくさいの契約販売に取り組む事になりました。
取扱い条件
取扱期間 | 11~3月頃 |
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出荷規格 | 3~7玉サイズ(8玉サイズは別途協議) |
出荷形態 | コンテナ・段ボール |
価格 | 事前値決め |
出荷計画 | 事前に産地と取引先と協議し、月間の供給数量の調整を行い週間出荷計画をもとに供給を行います。 |
配送 | 取引先が集荷場所へ直接引取りに入ります。 ただし配送効率をあげるため、出荷数量を限定する場合があります。 |
メリット
- 事前値決めのため、安定した農業経営が可能となります。また、契約販売から播種前契約への取組みも可能になり、安心して作物の栽培をおこなう事ができます。
- コンテナ出荷により、出荷経費・労力の削減が可能となります。また、規格の簡素化と作業の効率化が図れます。
- 大玉栽培により反収のUPが図れます。
詳しくはJA全農さいたま直販企画課又は青果ステーションまでお気軽にお問い合わせ下さい。
埼玉県産さといもの簡素化規格によるコンテナ出荷が始まりました
埼玉県のさといもは昔から入間郡、北足立郡を中心に作付けされ、ねっとりした食味と厳選選果で都内のお客様を中心に高い評価をいただいてまいりました。しかし、近年都市化の進行と高齢化等により生産量が年々減少している品目のひとつでもあります。
このような状況の中で青果ステーションとして埼玉県産さといもの増産を図るため規格の簡素化とコスト低減(コンテナ出荷)を両立した出荷体系を提案しました。
- 出荷規格は、大(2L)・中(L)・小(M)・丸L・Aで従来の半分になります。
- 出荷容器(コンテナ)は青果ステーションが貸し出します。(有料)
「さといも」を出荷したい・作付けしてみたいと思っている方で、「植え付け面積が少ないのでダンボールを作っても・・・」・「選別が判らない!」・「細かい選別が面倒だ!」と思われている生産者のみなさん ぜひ簡素化規格での出荷をご検討されてはいかがでしょうか?