園芸

シンビジウム

 「シンビジウム」は洋ラン(蘭)のひとつで、花茎がまっすぐのものや弓状になるもの、下垂するものなどがあります。花の色も様々で、白や黄色など明るい色のものが多いです。

出荷時期カレンダー

出荷最盛期
出荷時期

主な産地

 徳島のシンビジウムの主な産地は、徳島市、阿南市、阿波市、板野郡(上板町)、勝浦郡(勝浦町)などです。

(出荷JA:JA徳島県、JA徳島市、JA東とくしま)

徳島市 小松島市 阿南市 阿波市 勝浦町 上勝町 上板町
徳島市 小松島市 阿南市 阿波市 勝浦町 上勝町 上板町
JA徳島市 JA東とくしま JA徳島県

トピックス

販売拡大・ブランド強化の取り組み

 JA全農とくしまでは、県内JA・徳島県との連携により、とくしまの花振興協会の活動を通じて、徳島の花き・花木の知名度向上・販売拡大に取り組んでいます。
 シンビジウムは2月28日の誕生花で、花言葉には「華やかな恋」「素朴な心」「誠実な愛情」などがあります。花の持ちがよく高級感があるため、お祝いの贈り物として人気があります。

豆知識

シンビジウムの今昔

 シンビジウム(Cymbidium)の原産地は東南アジアなどで、自生していた原種を品種改良し、鑑賞目的で栽培されています。カトレア、パフィオペディルム、デンドロビウムと共に「四大洋ラン」とも称されます。
 日本には、江戸時代の安政6年(1859年)に貿易商人トーマス・ブレーク・グラバーが中国の上海から長崎に持ち込み、自宅(グラバー邸)の温室で育てていたものが最古との説があります。
 徳島県は、昭和40年頃から生産が多くなり、全国有数のシンビジウムの生産地となっています。