シンビジウム
シンビジウムはラン(蘭)のひとつで、花茎がまっすぐのものや弓状になるもの、下垂するものなどがあります。花の色もさまざまで、白や黄色など明るい色のものが多いです。
徳島県は全国有数のシンビジウムの生産地であり、洋ラン類(切り花)の生産量は全国2位となっています。
出荷時期カレンダー
出荷最盛期
出荷時期
主な産地
徳島のシンビジウムの主な産地は、JA板野郡、JAアグリあなん、JA徳島市、JA東とくしまなどです。
選び方
開花するまでに3年程度かかるため、小さい苗から育てる場合は、花付きの株から始めると翌年も花が楽しめます。
保存方法
夏場の直射日光はできるだけ避けましょう。
また、冬場の寒い時期は室内で保管しましょう。
トピックス
JA全農とくしまが作成したシンビジウムのポスターです。
11月22日は、記念日「いい夫婦の日」。
日頃の感謝を込めて、大切なパートナーへ徳島のシンビジウムを贈ってはいかがでしょうか。
豆知識
シンビジウムの歴史
シンビジウムは、東南アジアに自生していた原種を品種改良し、鑑賞目的で栽培されている洋ランです。カトレア、パフィオペディルム、デンドロビウムと共に「四大洋ラン」とも称されます。日本には、江戸時代の安政6年(1859年)に貿易商人トーマス・ブレーク・グラバーが中国の上海から長崎に持ち込み、自宅(グラバー邸)の温室で育てていたものが最古との説があります。
シンビジウムの花言葉
シンビジウムは2月28日の誕生花で、花言葉には「華やかな恋」や「素朴な心」「誠実な愛情」などがあります。花の持ちがよく高級感のあるシンビジウムは、お祝いの贈り物として大変人気があります。