いちご
徳島県では、いちごの促成栽培が盛んです。品種は「さちのか」を中心として、「紅ほっぺ」「さがほのか」や、全国的なブランドの「ももいちご」、徳島県の新品種「阿波ほうべに」などが栽培されています。
出荷時期カレンダー
主な産地
徳島のいちごは、ほぼ県内全域で栽培されています。
主な産地は、徳島市、阿南市、板野郡、小松島市、阿波市、三好市(夏いちご)などです。




選び方
果実全体が熟しているものを選びましょう。

保存方法
いちごは、あまり保存には向きません。
食べる前に、冷蔵庫で2~3時間冷やします。
保存する場合は、ラップに包むか、ポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存します。
調理方法
いちごは果実の先が甘いので、ヘタの方から食べると甘味を強く感じられます。
トピックス
PR活動・ブランド強化の取り組み
各産地では、出荷始めに生産者が揃って「目慣らし会」を実施し、品質の確認や規格の徹底を図っています。また、大阪中央卸売市場にて、県内各地の生産者や関係市場、関係機関の各担当者が参加して査定会を実施し、他産地の品質や規格を確認して意見交換をおこない、徳島県産いちごのレベルアップに取り組んでいます。
徳島県いちご協議会(事務局:JA全農とくしま)では、ポスターを作成するなどによりPR・消費宣伝に取り組んでいます。

豆知識
いちごの歴史
苺(いちご)は、野生のものは石器時代からヨーロッパ・アジア一帯で採取されていましたが、現在のいちごは18世紀のオランダにおいて、北米原産のバージニア種と南米原産のチリ種の交雑により生まれたものです。日本には江戸時代の末期にオランダから伝来しましたが、当時は観賞用が主でした。戦後、全国各地で栽培が拡大し、品種改良も重ねられ、現在は約300種の品種があります。
世界では、中国、アメリカ、メキシコなどで多く生産されています。メキシコでは生クリームをたっぷりかけて食べるそうです。
