園芸

きゅうり

 カリッとサクッとさわやかな食感、みずみずしさと甘さで飽きない美味しさ、徳島の「きゅうり」。冬から春にかけての「促成きゅうり」を中心に、夏から秋にかけての「夏秋きゅうり」との作型を組み合わせて、周年出荷をおこなっています。

出荷時期カレンダー

出荷最盛期
出荷時期

主な産地

 徳島のきゅうりの主な産地は、小松島市、海部郡(海陽町、牟岐町、美波町)、阿南市、徳島市、阿波市、三好市、鳴門市、吉野川市をはじめ、県内で広く生産されています。

(出荷JA:JA徳島県、JA東とくしま、JA徳島市)

 県東南部で「促成きゅうり(12月~5月)」が、県西部で「夏秋きゅうり(6月~10月)」が多く生産されています。

徳島市 鳴門市 小松島市 阿南市 吉野川市 阿波市 美馬市 三好市 牟岐町 美波町 海陽町 松茂町 上板町
徳島市 鳴門市 小松島市 阿南市 吉野川市 阿波市 美馬市 三好市 牟岐町 美波町 海陽町 松茂町 上板町
JA徳島市 JA東とくしま JA大津松茂 JA里浦 JA徳島県

トピックス

消費拡大の取り組み

 徳島県農産物消費拡大協議会(事務局:JA全農とくしま)では、県内JA・卸売市場と連携し、4月19日「良いきゅうりの日」の記念日などに合わせ、京阪神を中心に徳島のきゅうりの消費拡大に取り組んでいます。

豆知識

きゅうりの今昔

 胡瓜(きゅうり)の原産地は、インド北部、ヒマラヤ山脈の周辺と言われています。歴史は古く、紀元前4000年にメソポタミアで栽培されていたそうです。
 日本には、10世紀までに中国から伝来しましたが、当時のきゅうりは苦味が強く、普及しませんでした。品種改良が進んだのは江戸末期から明治にかけてです。
 徳島県南部の海部郡では、温暖な気候と冬期の日照量が多い自然条件を活かして、昭和19年(1944年)からきゅうりの促成栽培が始まり、県内有数の産地に成長しました。