きゅうり
カリッとサクッとさわやかな食感で大活躍! あきないおいしさ、徳島のきゅうり。12月~5月の「促成きゅうり」を中心に、6月~10月の「夏秋きゅうり」との作型を組み合わせて周年供給しています。
出荷時期カレンダー
主な産地
徳島のきゅうりは県内全域で栽培されています。冬から春にかけては県の東南部で促成きゅうりが、夏から秋にかけては県の西部で夏秋きゅうりが盛んに栽培されています。
主な産地は、小松島市、海部郡、阿南市、徳島市、板野郡、鳴門市、三好市、吉野川市、阿波市などです。
選び方
皮に張りがあり、トゲがピンと尖っているものが新鮮です。
また、皮が濃い緑色で、持ったときに重みがあり、太さがなるべく均一のものを選びましょう。実が大きく曲がっていても味は変わりません。
保存方法
表面の水気を拭き取ります。
ポリ袋に入れて、密閉せず、ヘタを上にして立てて、冷蔵庫の野菜室で保存します。
調理方法
徳島のきゅうりは、みずみずしさと甘さが特徴です。まばゆいグリーンが食卓でも大活躍します。定番のサラダ、漬け物、酢の物のほか、中華料理の炒め物にも使えます。
漬け物や酢の物にする前には、薄い塩水につけておくと、水分が抜けて味が浸み込みやすくなります。色鮮やかにしたい場合は、塩を振ってからまな板の上で転がし、すばやく熱湯にくぐらせます。
トピックス
PR活動・ブランド強化の取り組み
JA全農とくしまはPRポスターを作成し、販売促進のためイベント等に出店するなど、関西を中心に消費拡大に努めています。
豆知識
きゅうりの歴史
胡瓜(きゅうり)の原産地は、インド北部、ヒマラヤ山脈の周辺といわれています。歴史は古く、紀元前4000年にメソポタミアで栽培されていたそうです。日本には、10世紀までに中国から伝来しましたが、当時のきゅうりは苦味が強く、普及しませんでした。品種改良が進んだのは江戸末期から明治にかけてです。
世界の生産量は、中国が大部分で、続いてロシア、トルコなどで生産されています。