レタス
徳島のレタスは、葉も肉厚で甘みがあります。各産地では土づくりに時間と手間をかけており、また、収穫後の鮮度保持のため、朝採りや真空予冷処理といった様々な工夫がおこなわれています。
出荷時期カレンダー
出荷最盛期
出荷時期
主な産地
徳島のレタスの主な産地は、板野郡、阿波市、美馬市などです。
温暖少雨な気候を活かし、吉野川(よしのがわ)沿いの中流域で多く栽培されています。


選び方
張りがあり、みずみずしいものを選びましょう。切り口の白さも鮮度を表す一つの基準です。
大きさに対して重すぎるものは、苦みが強い可能性があります。
保存方法
レタスは傷みやすいので、早めに食べ切りましょう。
乾燥を防ぐため、購入した際に包まれていたものに包むか、ビニール袋に入れて野菜室で保存します。また、切り口に爪楊枝を刺すと長持ちします。
調理方法
サラダなどの生食はもちろんですが、火を通しても美味しくいただけます。油との相性が良く、炒飯(チャーハン)や炒め物にすると甘みが引き立ちます。
お湯にさっとくぐらせる「レタスしゃぶしゃぶ」もおすすめです。

豆知識
レタスの歴史
レタスの原産地は、地中海沿岸から西アジアといわれていますが、当時のレタスは丸く結球していない「葉レタス」でした。日本には、葉レタス(掻萵苣=かきぢしゃ=カッティングレタス=サンチュ)は奈良時代に中国から、結球レタスは江戸時代の末期に欧米から伝来しました。
世界の生産量は、中国がトップで、続いて米国、インドなどが生産しています。日本への輸入は平成16年(2004年)頃から台湾が多くなっています。