生しいたけ
徳島の「生しいたけ」は、肉厚で香り高いため、和洋中を問わず様々な料理に利用できます。徳島県では菌床栽培により周年栽培をおこなっており、生しいたけの生産では日本一の産地です。
出荷時期カレンダー
出荷最盛期
出荷時期
主な産地
徳島の生しいたけの主な産地は、徳島市、阿南市、三好市、名西郡(神山町)などです。
(出荷JA:JA徳島市、JA徳島県、JA東とくしま)
徳島県の生しいたけは、オガクズなどの木質基材に、米糠などの栄養源を混ぜた人工培地で栽培する「菌床栽培」により、一年を通して生産しています。




トピックス
消費拡大の取り組み
徳島県農産物消費拡大協議会(事務局:JA全農とくしま)では、県内JAとの連携により、日本一の生産量を誇る徳島の生しいたけの消費拡大に取り組んでいます。
厚みよし・香りよし・旨味よし、三拍子揃った徳島の生しいたけをぜひご賞味ください。

豆知識
しいたけの今昔
椎茸(しいたけ)の原産地は、アジアの熱帯地域と言われており、日本、中国、朝鮮半島、インドネシアに分布しています。
日本では、野生のものは平安~鎌倉時代には食用とされていたようです。江戸時代に栽培が始まり、昭和の後半には原木栽培に代わって菌床栽培が増加しました。
徳島県では、平成元年(1989年)頃から菌床栽培に移行し、生しいたけの周年栽培が可能となりました。
徳島県の生しいたけの生産量は、全国1位となっています(出典:農林水産省「特用林産物生産統計調査」令和5年産生産量)。
