SUSTAINABILITY

農協牛乳のSDGs

農協牛乳は、協同組合である全農の
「相互扶助」の理念に基づき、
SDGs(持続可能な開発目標)の
実現に向けた活動に取り組んでいます。

目標4
[教育]
すべての人に包摂的かつ
公正な質の高い教育
を確保し
生涯学習の機会を促進する
目標5
[ジェンダー]
ジェンダー平等を達成し、
すべての女性及び
女児の
エンパワーメントを行う
目標12
[持続可能な消費と生産]
持続可能な消費生産形態を確保する

酪農の輪プロジェクト

牛乳の消費量拡大と酪農生産基盤の安定を目指し、全農と協同乳業株式会社が連携して、酪農家と消費者の交流の場や機会を設け、国産の牛乳・乳製品への理解と共感を促すとともに、互いの想いをひとつにつなげる活動を行っています。

オンライン牧場体験キャンペーン

コロナ禍により消費者が牧場を見学する機会が失われる中、購入者プレゼントの一施策として、「親子でオンライン牧場体験ご招待キャンペーン」を、春休みや夏休みなどの長期休暇期間に実施しています。
2021年8月に実施した第1弾キャンペーンでは、農協牛乳の側面広告や協同乳業の公式Twitterを通じて約2,500組の応募がありました。当選した60組の親子は、オンラインを通じて中継地の酪農家から牧場や牛舎を案内され、画面に広がる乳牛の姿や乳搾りの映像に目を見張り、事前に牧場から届けられた“乳牛が普段食べている牧草”を手に取りながら、限りなくリアルなバーチャル体験に心を弾ませていました。

『酪農家のつぶやき』シリーズ

農協牛乳を販売する店頭では、酪農家の想いや酪農の豆知識を季節感豊かなPOPメッセージにしてお届けし、
酪農の現場と消費者との距離感を縮めています。

農協牛乳を通じた食農教育の実施

全農は認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ と連携して、食事の提供だけでなく地域交流や食育・社会体験などの意義を持つ『牛乳大好き!こども食堂が行く! オンライン牧場体験』を開催しています。
こども食堂と酪農の現場をオンラインでつなぎ、自然や乳牛への愛着を深めてもらうことにより、子どもたちの食に対する価値観が広い視野を持つものへと向上しています。

こども食堂

こども食堂は、子どもが一人でも行ける無料または低額の食堂です。地域交流拠点と子どもの貧困対策の2つの役割を担い、全国約6,000地域で活動しています。

NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ

むすびえは、誰も取りこぼさない共生社会の実現に向けて2018年に設立されました。各地域のこども食堂ネットワークの支援活動のほか、こども食堂の意義を伝える普及活動を行っています。

「酪農女性サミット」への協賛

農協牛乳は、酪農に関わる女性が集まり、学び、交流する「酪農女性サミット」に協賛しています。 仕事として畜産業に携わり、技術の向上や経営管理の改善に熱心な女性たちが自主的に組織した女性酪農団体が一同に集うこのサミットでは、酪農経営や技術に関する講演やトークセッション、ワークショップが行われ、家庭や地域に根ざした視点から、消費者との交流、次世代の育成、地域の活性化、環境保全などをテーマに活発な議論が行われています。

【酪農女性サミットの目的】(酪農女性サミットFacebook より)

  • 酪農女性が学び、スキルアップすることで、効率よい生乳生産の実現や、経営の利益改善のチャンスが広がり、
    酪農産業の底上げにつながる
  • 日本各地の酪農女性同士が集まり、ともに学び、交流することを通して、酪農女性の仕事や生活へのモチべーションを高める
  • 女性が酪農業で生き生きと、向上心を持って働きやすい環境を整え、ゆとりある生活も楽しめるようにする