３月10日、徳島県産ハウスすだちの販売が全国の主要青果市場で一斉に始まり、初売りにあわせて関係者が大阪中央卸売市場内、大果大阪青果株式会社でセレモニーをおこないました。

　早朝５時から場内でおこなわれたセレモニーには、徳島県すだち・ゆこう消費推進協議会の大西公宏会長（当県本部県本部長）をはじめ、県下ＪＡ、生産者代表、すだち大使ら18名と市場・仲卸組合関係者が参加しました。

　主催者を代表して、大西会長は、「本日より全国一斉にハウスすだちの初売りとなりました。今年のハウスすだちの生産面積は、1,767a、販売数量は229トンを見込んでおります。例年通り大玉で果汁も多く、大変香りのよいすだちが収穫できておりますので、安定的な有利販売に皆様のご支援ご協力をお願いします」とあいさつをおこないました。

　また、産地を代表してＪＡアグリあなんの初田恒久常務からも「産地として、品質に十分に注意し、安定出荷に努めてまいります」とＰＲをおこないました。

　セレモニー後におこなわれたハウスすだち試食会では、すだち大使らが湯豆腐にハウスすだちを添えて提供したり、徳島県産すだち飲料「ザ・すだちウォーター」やスライサーを配布し、市場や仲卸の関係者約200名にすだちの味を振る舞いました。試食した来場者からは、「場内は寒いので、温かい湯豆腐が爽やかなすだちで一層美味しい」と評判もよく、盛況のうちにセレモニー、試食会ともに終了しました。