11月26日～27日の２日間、徳島市の文化の森総合公園内の徳島県立21世紀館において、とくしまの花振興協会主催（徳島県、ＪＡ徳島中央会、ＪＡ全農とくしまなど共催）による「第40回徳島県花き展示品評会」が開催されました。
　
徳島県の花きは京阪神の市場を中心に出荷されており、特に洋ラン〈切花〉の出荷量は全国でもトップクラスです。この品評会は、徳島県の花き生産技術の向上と消費者へのＰＲを目的に、花き関係者の相互協力のもと開催しているもので、今回で40回目となります。

会場となったイベントホールでは、県内の花き生産者や組織からシンビジウムなどの切花53点、枝葉物25点、鉢物25点の計103点が出品され、色沢・形状・揃い・市場経済性などが審査されました。
厳正な審査の結果、真っすぐに伸びた花茎に濃いピンクの中輪花が多数咲いており高い市場性が評価された「シンビジウム（切花）・タルト」を出品した加納玉子氏（ＪＡ板野郡（高志））が、最高位の農林水産大臣賞を受賞しました。
また、「シンビジウム（切花）・ミマジェンヌ」を出品した近藤洋右氏（徳島県洋ラン生産組合）が、全国農業協同組合連合会徳島県本部県本部長賞を受賞しました。

上位５賞の受賞者は次の方々です。（敬称略）
◇農林水産大臣賞
加納玉子（ＪＡ板野郡（高志））・シンビジウム（切花）・タルト
◇農産局長賞
立石泰子（ＪＡアグリあなん（相生））・オモト・大宗観
◇中国四国農政局長賞
松田精二（胡蝶蘭部会）・コチョウラン(鉢物)・Ｖ３
◇徳島県知事賞
妙見任康（ＪＡ名西郡花卉振興部会）・花木・黄金ヒバ
岡松ローズ（有限会社岡松バラ園）・バラ・激愛