JAちばみどり 干潟園芸組合蔬菜部会(春菊/秋冬)
生産組織
旭市干潟地区(旧干潟町)は千葉県の北東部に位置し、東京まで約2時間と交通条件にも恵まれている緑豊かな純農村地帯です。気候は比較的温暖で年間平均気温約15℃、年間降水量は1,500㎜と自然条件に恵まれています。
本地域は、千葉県下でも別名「干潟八万石」と呼ばれる有数な穀倉地帯で知られています。その水田地域を昭和38年に基盤整備して裏作に春菊を取り入れたのが始まりであり、昭和41年に蔬菜組合を発足し、栽培技術もトンネル方式からパイプハウス・鉄骨ハウスに転換し、作業の省力化・収量増大・高品質化を図りました。その後、周年栽培へも取り組む一方、鮮度保持の為の予冷施設を導入し京浜市場を中心に出荷しています。
品目
春菊は冬の鍋料理に欠かせない野菜です。独特な香りを持ち、豊富にカロテンを含んでいます。
■品種 改良おきく3号
栽培の特徴
統一栽培暦 | |
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化学窒素成分量(kg/10a) | 0kg |
参考:慣行の1/2量 | 11.5kg |
化学合成農薬使用(成分)回数 | 7回 |
参考:慣行の1/2回数 | 7回 |
栽培記録簿 |
1)栽培方法
無加温のパイプハウス、大型鉄骨ハウスを利用した冬どり、長期つみ取り栽培が中心です。
2)土作り及び施肥
肥沃な土壌を作るために、年に1度以上は必ず堆肥等の施用を義務付けています。又、過剰施肥を防ぐために土壌分析を実施し、春菊の生育に合った適切な施肥を行っています。使用する肥料は化学肥料を一切使用せず、有機100%の肥料を使用しています。
3)病害虫防除
農薬の使用回数は慣行栽培の半分以下に抑える栽培に取組んでいます。 農薬を減らす方法としては、ハウス出入口と換気口へ防虫ネットを張って害虫の侵入を防ぐ方法や害虫が色を好む性質を利用して、黄色い粘着板を吊し害虫を捕殺する方法を取っています。 病気については、かん水方法、換気に気をつけ病気の発生しない環境作りを行っています。
出荷販売情報
出荷計画数量 | 89,046kg |
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出荷開始(予定)日 | 10月下旬 |
出荷終了(予定)日 | 4月中旬 |
出荷先 | 卸売市場 |
生産・販売・出荷の状況
産地取り組み体制
産地責任者 | JAちばみどり 代表理事組合長 江波戸 一治 |
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生産行程管理責任者 | 干潟園芸組合蔬菜部会 部会長 神田 幸雄 JAちばみどり営農センター干潟 営農振興販売課長 大木 朗 |
販売(格付け)責任者 | 干潟園芸組合蔬菜部会 部会長 神田 幸雄 JAちばみどり営農センター干潟 営農振興販売課長 大木 朗 |
情報開示責任者 | JAちばみどり 営農センター干潟センター長 菅生 博明 |
内部検査者 | JAちばみどり 営農部長 宮内 佳幸 |