人参部もっと安心生産グループ (秋冬)
生産組織
富里市は、千葉県の北東部に位置する北総台地にあり、耕地の大部分が畑地という野菜産地です。平成8年に、環境にやさしい農業集落にも指定されるなど、生産者それぞれが土づくりにこだわりをもって農作物の栽培をしています。平成9年から「減農薬栽培」に取り組み、平成14年から「ちばエコ農産物」として認証を受け生産・販売を行っています。消費者の求める安心・安全な農産物づくりと、環境への負荷を減らした持続可能な農業への行動の一環として「もっと安心農産物」に取り組み、さらには消費者との交流も含めて、産地情報の発信に努めていきます。
品目
土壌くん蒸剤、除草剤を不使用とし、最低限の農薬使用回数で栽培しています。千葉県北総台地の火山灰土でつくった人参は、肌の色・ツヤがきれいです。
■品種 愛紅、ベータ441
栽培の特徴
前作時に堆肥を投入し、土づくりを行う。有機質配合肥料を主体にした施肥設計を組み、環境に配慮した生産をおこなっている。施肥前に土壌診断を実施して必要量の施肥を行う。しみ腐病の発生が多い圃場は作付けをさける。雑草発生がある場合は間引き時に抜き取る。輪作体系にセンチュウ対抗植物であるエン麦を作付し、センチュウの密度を下げる。
統一栽培暦 | |
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化学窒素成分量(kg/10a) | 7.5kg |
参考:慣行の1/2量 | 7.5kg |
化学合成農薬使用(成分)回数 | 8回 |
参考:慣行の1/2回数 | 8回 |
栽培記録簿 |
出荷販売情報
消費者が求めるものを販売していきたい。そこには生産者の苦労も伴うが、それも含めて評価されるように、品質の高いものを生産・販売していきたい。
出荷計画数量 | 2,650,000 kg |
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出荷開始(予定)日 | 11月上旬 |
出荷終了(予定)日 | 3月中旬 |
出荷先 | 卸売市場、直販 |
生産・販売・出荷の状況
産地取り組み体制
産地責任者 | JA富里市 代表理事組合長 根本 実 |
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生産行程管理責任者 | JA富里市 営農指導課長 相川 康行 |
販売(格付け)責任者 | JA富里市 販売事業課長 川村 東 |
情報開示責任者 | JA富里市 営農指導課 大島 彩花 |
内部検査者 | JA富里市 営農部長 國本 幸雄 |