JAちばみどり 干潟園芸組合ミニトマト部会(抑制)
生産組織
平成16年度からもっと安心農産物『ミニトマト』栽培に取組み、現在では『促成栽培』『半促成栽培』『抑制栽培』で取組んでいます。
①首都圏に近い旭市干潟地区(旧干潟町)は千葉県北東部、東京から約80キロ圏内に位置し、気温は年間平均気温約15℃と比較的温暖な気候に恵まれており農業が盛んな地域です。首都圏に近いこともあり、多彩な新鮮野菜を市場へ出荷しています。
②世界初の農業協同組合発祥の地
旭市干潟地区では世界初の農業協同組合といわれる『先祖株組合』が発祥された地です。創設した大原幽学先生の協同組合精神を受け継いで現在も農業振興に力を注ぎ、多彩な農産物を誇っています。
③集荷・検査体制
生産者は、選果・選別に十分に注意して出荷をしています。また、市場出荷時には、1パックずつ全量検査を行っています。
④栽培技術・品質の向上
栽培講習会、査定会等の勉強会を定期的に開催し、栽培技術、品質の向上に努め、消費者 に喜んで貰えるようなトマトを愛情込めて作っています。
品目
商品の均一化を図るため、品種については部会で協議した品種に限定されています。、裂果にも強く難防除病害であった『葉かび病』に耐病性のある『ラブリー藍』を中心に、品質の良いトマト生産を目指します。
■品種 千果系他
栽培の特徴
土作りのため完熟した堆肥等の有機物施用による土壌改良、土壌分析に基づいた適切な施肥を実践することによりトマト本来の力を引き出す栽培を心がけています。 生産者全体で考えた統一施肥基準、防除基準を遵守した栽培に取組んでいます。
農薬の使用を減らす方法として、ハウスの換気口等に防虫ネットを張り害虫の侵入を防ぐ。侵入した害虫を色で誘引し捕殺する粘着シートの設置。作物に直接農薬がふれることなく害虫を防除するラノテープ等の使用を行っています。
このように部会では安心、安全なミニトマトを供給するために農薬をできるだけ控え、自然環境にも配慮した栽培を心がけています。
統一栽培暦 | |
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化学窒素成分量(kg/10a) | 12kg |
参考:慣行の1/2量 | 11kg |
化学合成農薬使用(成分)回数 | 32回 |
参考:慣行の1/2回数 | 16回 |
栽培記録簿 |
出荷販売情報
出荷計画数量 | 78,768kg |
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出荷開始(予定)日 | 6月上旬 |
出荷終了(予定)日 | 12月下旬 |
出荷先 | 指定市場委託 |
生産・販売・出荷の状況
産地取り組み体制
産地責任者 | JAちばみどり 代表理事組合長 江波戸 一治 |
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生産行程管理責任者 | ミニトマト部会 部会長 宮野 秀平 JAちばみどり 営農センター干潟センター長 菅生 博明 |
販売(格付け)責任者 | ミニトマト部会 部会長 宮野 秀平 JAちばみどり 営農センター干潟 販売課長 大木 朗 |
情報開示責任者 | JAちばみどり 営農センター干潟センター長 菅生 博明 |
内部検査者 | JAちばみどり 営農部長 宮内 佳幸 |