JAちばみどり 飯岡洋菜部会(リーフレタス)
生産組織
当地域旭市飯岡は、千葉県の東部、九十九里浜の東端に位置し、形部岬から銚子半島へと続く屏風ヶ浦と、南側は太平洋を一望し、北は表層を関東ローム層で覆われた北総台地で海洋性の温暖な気候と肥沃な土壌により、古くから一年をとおして農業が盛んでありました。
平成元年に品目部会制の導入によりリーフレタス部会と称し、50名を超える賛同者により発足し、JAを中心とした一元集出荷体制が整っております。
平成10年から土づくりを中心とした環境に配慮した農業に取り組み、部会では出来るだけ農薬や化学肥料を控えた環境保全型農業に積極的に取り組み、中心メンバーはエコファーマーの認定も受け、部会員の年齢構成の若さと意識の統一には目を見張ります。
平成11年から国の「特別栽培農産物にかかるガイドライン」に従った減農薬栽培に取り組み、平成14年にはJAグループ千葉の提唱する「もっと安心農産物」生産・販売運動に加わると同時に、千葉県の推奨する「ちばエコ農産物」認証を受け、だいこん・キャベツ・リーフレタスを登録して現在に至っております。
消費者の皆様に安全で安心、新鮮な農産物を提供するのが、産地生産者の願いであり、この理念を基に統一栽培基準に基づく生産と栽培履歴の記帳、分別出荷、情報の開示等、「もっと安心農産物」生産・販売運動のシステムを取り入れて、消費者の皆様方へ伝えて参りたいと考えております。
品目
飯岡野菜のブランド化を目指す中で、「もっと安心農産物」に取り組んでおり 生産者の安心・安全に対する意識統一がされております。
■品種 晩抽サーフレッド、ハワイ2号 他
栽培の特徴
堆肥投与とエン麦など地力増進作物を輪作体系に組み入れる。土壌診断を実施、活用し施肥設計の組み立てを図ります。
マリーゴールド゙等センチュウ対抗植物の導入により土壌消毒剤の削減を図り、環境に配慮します。
除草剤を使用せず、手取り又は機械による中耕除草をしています。重要害虫の発生状況を把握し的確な防除をする為、フェロモントラップの設置をしました。
統一栽培暦 | |
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化学窒素成分量(kg/10a) | 12.5kg |
参考:慣行の1/2量 | 12.5kg |
化学合成農薬使用(成分)回数 | 7回 |
参考:慣行の1/2回数 | 7回 |
栽培記録簿 |
出荷販売情報
出荷計画数量 | 994,500kg |
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出荷開始(予定)日 | 11月上旬 |
出荷終了(予定)日 | 3月下旬 |
出荷先 | 卸売市場 |
生産・販売・出荷の状況
産地取り組み体制
産地責任者 | JAちばみどり 代表理事組合長 江波戸 一治 |
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生産行程管理責任者 |
飯岡洋菜部会 会長 小林 敬一 |
販売(格付け)責任者 | 飯岡洋菜部会 会長 伊藤 真之 JAちばみどり 営農センター飯岡 課長 小林 敬一 |
情報開示責任者 | JAちばみどり 営農センター飯岡 センター長 小川 達也 |
内部検査者 | JAちばみどり 営農部長 宮内 佳幸 |