食の安全・安心のための取り組み

ほうれんそう

ほうれんそうは、東洋種と西洋種があります。東洋種は寒さに強くて味がよく、葉に切れ込み(剣葉)があり、ねもとが赤いという特徴があります。西洋種は抽苔しにくいので春から夏にかけても生産でき、肉厚で収量が多く、葉に切れ込みが少なく丸みを帯びている(丸葉)という特徴があります。現在は両者を交配した一代雑種が主流となっており、葉の形も両者の中間的な特徴を持つものが多いようです。

・ビタミンA、Cを多量に含み、しかも鉄分が多いところから保健野菜として重要です。ただし植物性の非ヘム鉄は吸収率がわずか2~5%とかなり低めです効率よく摂るためには良質のたんぱく質である卵や魚、肉と一緒に摂るとかなり吸収率が上がります。ビタミンCと組み合わせるとさらにアップします。

・風邪予防、疲労回復、がん予防、骨粗しょう症の予防などに効果があります。
※サラダ・お浸し、和え物、炒め物など