Center Overviewセンター概要

概要

生産者と消費者を安心で結ぶ懸け橋の技術拠点

営農・技術センターは、JAグループ経済事業を技術面から支える拠点として、昭和37年(1962年)に開設され、常にその時代の要請に適確に対応してきました。

現在では、生産者と消費者を結ぶ懸け橋となるため、生産者が求める「省力・低コストの農業生産」と、消費者が求める「安全・安心でおいしい農産物」に応えることを目的に、様々な業務に取組んでいます。

新技術の研究・開発と提案

営農・技術センターは、生産者や実需者のニーズにもとづき、新しい品種、栽培技術や生産資材などの研究・開発、農産物の商品づくりに取組み、その研究成果を生産・消費の双方へ提案し、新たな産地づくりなど生産現場への支援をすすめています。

研究・開発や生産現場への普及を効率的にすすめるため、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(茨城県つくば市)と平成19年(2007年)3月に連携協力協定を締結し、つくば営農企画室を設置するなど、外部機関との連携を積極的にすすめています。

防除提案の研究

JAグループの「人づくり」

JAグループ職員を対象に、営農、肥料、農薬、資材、農機、施設、エネルギー、生活などに関する技術講習会、資格取得のための講習会を開催し、JAグループの「人づくり」に貢献しています。

各種講習会の受講生は開設以来の累計で15万人に達しました。

人材育成

視察・研修の受入れ

生産者、JA役職員、農業関連団体などを中心に、年間100団体、約1,000人の視察・研修を受入れ、課題・要望に合わせた対応を行っています。

視察対応

安全・安心を確保する厳しい検査

全農が取扱っている主要商品の品質、性能、安全性などについて、厳しい検査を実施しています。
また、農産物、食品の安全性、品質、成分などの検査を実施し、JAグループの生産指導と農産物販売を支援しています。

厳しい検査

施設とその規模

総面積

◎敷地面積(センター内) 27,440m2
水田 485m2
2,890m2
温室・ビニールハウス 4,460m2
◎場外圃場 26,653m2

主な施設

本館 6階建・・・のべ10,685m2
講習施設、各研究部事務室、実験室など
宿泊棟 4階建・・・のべ2,888m2
宿泊施設(151人収容)
本館全景
生産資材・実習棟

沿革

1962年 8月 全購連「農業技術センター」設立 肥料、農薬、農業機械、飼料の4研究部と総務課で発足
1967年 4月 生活研究部発足
1968年 8月 自動車燃料研究部発足
1972年 3月 全農発足(全購連、全販連合併)
2月 飼料研究部が茨城県つくば市に移転(現 飼料中央研究所)
1973年 7月 施設・資材研究部発足
1978年 8月 商品開発研究部発足
1980年 6月 農薬開発研究棟設置(~2010年)
1981年 5月 農業施設検査講習棟設置
1984年 7月 自動車燃料講習・試験棟設置(~2010年)
1986年 3月 講習宿泊棟設置
1987年 2月 種苗開発研究部発足
1989年 2月 営農技術部発足
1990年 2月 農産物検査室設置(営農技術部内) 残留農薬分析業務開始
1992年 2月 栽培技術研究部発足(種苗開発研究部と営農技術部を統合)
1993年 6月 農機小型実習棟、資材試験研究棟設置(~2010年)
1996年 2月 「営農・技術センター」に名称変更(総合営農対策部と農業技術センターを統合)
2月 生産システム研究室発足(栽培技術研究部名称変更)
2月 機構改革により、施設・資材研究部と農業機械研究部を再編し、資材研究部と農機施設研究部に改変
(施設グループが農業機械研究部と合併し農機施設研究部に、資材グループを資材研究部にそれぞれ再編)
1997年 10月 アピネス情報提供開始
1998年 2月 アグリ情報室発足 アピネス/アグリインフォ運営開始
2月 機構改革により、資材農機施設研究部に改変(資材研究部と農機施設研究部が合併)
2000年 6月 ISO14001認証取得(2000年~2010年)
2001年 2月 資材農機施設研究部を生産資材研究室に名称変更
2007年 2月 農産物商品開発室発足、全農営農推進連携室(つくば分室)発足、残留農薬検査室発足
2009年 2月 全国土壌分析センター設置(肥料研究室内機構)
2010年 5月 新営農・技術センター竣工披露式を実施
2012年 8月 営農・技術センター設立50周年を迎える
2015年 7月 産地づくりに対応できる人材育成講習会開始
8月 農薬GLP(農産物への残留性に関する試験)の適合取得(残留農薬検査室)
2016年 場外圃場移設・運用開始
2019年 4月 燃料研究室をエネルギー研究室に名称変更
12月 全農トマトランド平塚市に移転、開所式を実施
2020年 4月 商品管理室を品質・表示管理室に名称変更
2022年 2月 ISO/IEC 17025認定取得(残留農薬検査室)
4月 つくば営農企画室、施設園芸研究室を設置
2023年 4月 生産資材研究室を資材研究室、農業機械研究室に再編
2024年 4月 施設園芸研究室 試験研究温室を設置
2025年 4月 農産物商品開発室を耕種生産研究室に名称変更
(食品分析事業を農産物検査室へ移管)
4月 残留農薬検査室を農産物検査室に名称変更
(農産物商品開発室から食品分析事業を組入れ)

周辺地図と交通案内

周辺地図

交通案内

最寄り駅 JR平塚駅(東海道本線)
タクシー 平塚駅北口から約15分
バス 平塚駅北口から約20分
八幡工業団地行「全農前」下車
※10~16時の間のバスの運行は、1時間に1~2本程度になります。
最寄インターのご案内 東名高速道路 厚木インターから車で20~30分
圏央道 寒川南インターから車で5分
本館
全農 営農・技術センター
〒254-0016 神奈川県平塚市東八幡4-18-1
(Tel)0463-22-1023