施肥コストの抑制や肥料・原料の安定供給のための試験研究・開発・調査に取組んでいます。
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健康な土づくりには土壌診断による土壌養分状態の把握が重要で、土壌の養分状態に応じた適正施肥で無駄なく肥料を施用することは施肥コストの削減につながります。そのため、全国9ヶ所に設置された広域土壌分析センターの運営・支援、迅速・簡便な土壌分析手法の開発や処方箋システムの改良・普及などに取り組んでいます。土壌診断にもとづく土づくりや適正施肥を推進しています。 また、効率的施肥技術や堆肥の有効活用技術など、施肥コスト低減に向けた研究・開発に取り組んでいます。
肥料原料のほとんどを海外からの輸入に頼っています。そこで、海外から調達した新規肥料や原料の品質と実用性の評価、国内肥料資源(堆肥、鶏糞燃焼灰、再生リン)を活用するための技術評価などを通じ、新たな肥料・原料の確保と安定供給に向けた試験研究に取り組んでいます。また、環境調和型農業の実現に向けて、環境負荷を軽減した新しい資材や施肥技術の開発に取り組んでいます。
全農が輸入している各種肥料・原料や、国産の肥料・土壌改良材・育苗培土などを安心して使用していただくため、品質や肥効の確認を行っています。
講習会や研修会を通じて、土壌診断技術や新しい肥料・施肥技術を紹介するなど JAグループの技術力向上を支援しています。