４月12日、徳島県にんじん振興協議会（会長＝坂本雅彦県本部長）は、東京・名古屋・大阪・徳島の４市場において「徳島県産春にんじん消費宣伝セレモニー」を開催しました。

　これは、全国一の出荷量を誇る徳島県産春にんじんの認知度向上と消費拡大につなげるため、徳島県や市場関係者の協力のもと、４月12日の記念日「徳島県にんじんの日」に合わせて毎年実施しているものです。

　本年は、東京都中央卸売市場大田市場、名古屋市中央卸売市場北部市場、大阪市中央卸売市場本場、徳島市中央卸売市場の計４市場で同時開催し、産地ＪＡから市場関係者に向けて本年産の春にんじんの出荷状況や仕上がりの良さを伝えました。

　また、昨年に続いてケンミン食品株式会社との共同で作成した「ニンジンたっぷりチャプチェ」の試食配布をおこなったほか、トンネルハウス栽培の風景を再現した「ジオラマ（1/40縮尺の模型）」を各会場に展示して、徳島県産春にんじんの栽培工程を紹介しました。

　徳島県の春にんじんは、雨の当たらないトンネルハウスの中で時間をかけて大切に栽培されており、柔らかくて甘いことが特徴で、３月から５月までの出荷量は全国１位となっています。

　本協議会では、一人でも多くの方に徳島県産春にんじんの魅力をＰＲするため、県下ＪＡ・県行政・関係企業等との連携・協力により、試食や展示、ＳＮＳを活用したキャンペーンといった消費宣伝活動を県内外で展開してまいります。