お米
福島の米がおいしい理由。
東北地方の最南部に位置する福島県。その豊かな気候風土から、日本でも屈指の米どころとして知られます。広大な県土は、南北に走る阿武隈高地、奥羽山脈、越後山脈の3つの秀峰によって、東の浜通り、中央の中通り、西の会津の3地方に分けられ、それぞれの地域で、自然の特性を活かした米作りが行われています。
おいしい理由1:寒暖の大きさが、美味しさを豊かに育みます。
米づくりに最も大切な穂の7月中旬の発育期から9月中旬の登熟期。日中の気温が高く、夜間は低めという日較差の大きい気候がおいしいお米をつくります。
おいしい理由2:「特A」のおいしい品種づくりに取り組んでいます。
市場の評価や需要動向をすみやかに反映させ、良味・高品位米へも積極的に取り組み、全国の食味ランキングで高い評価をいただいております。
主要品種
コシヒカリ
東北地方では福島が最大の生産量を誇る「コシヒカリ」。 つやのある炊き上がりと芳醇な香り、もちもちとした食感で、噛めば噛むほど甘さが際立ちます。
おすすめの食べ方
お米本来の甘みと水分が豊富なので、お米そのものを味わえるシンプルな料理がおすすめ。 おにぎりなどにすれば、香りと甘みを楽しめる上に冷めてもおいしくいただけます。
ひとめぼれ
つややかなその美しさと優しい味わいに誰もが「ひとめぼれ」。柔らかい口当たりと、味と粘りのバランスの良さが際立ちます。癖のないさっぱりとした味わいでさまざまな料理と合わせやすい品種です。
おすすめの食べ方
さまざまな料理にも合うオールラウンダーです。つやと粘りのバランスが良く、さっぱりした味わいは特に和食に向いています。甘みが控えめなため、幅広い食材と合わせることができます。
天のつぶ
福島が15年の歳月をかけて誕生させたオリジナル品種「天のつぶ」。天に向かってまっすぐ伸びる稲の力強さから命名されました。大粒のしっかりとした食感です。ふっくらとした炊き上がりと、粘り気の少ないクリアな味わい、粒のそろった美しさも魅力です。
おすすめの食べ方
粒がしっかりしており、油や調味料との相性が良いといえます。ちらし寿司はもちろん炒飯や丼物にもおすすめです。冷めてもおいしく、お弁当にも向いています。
里山のつぶ
平成29年に福島が満を持して送り出したオリジナル品種「里山のつぶ」。 米粒が大きく、口にした時のしっかりとした歯ごたえと適度な粘りが特徴です。 粒張りが良く大粒でしっかりした食べ応えと旨みが魅力的なお米です。
おすすめの食べ方
粒が大きいため、調味料が染み込みやすいといえます。そのため、炊き込みご飯などの料理におすすめです。口に入れた時にしっかりとした歯ごたえと適度な粘りを存分に味わってください。
福、笑い
「日本一の米をつくりたい」との思いから、14年の歳月をかけて開発した「福、笑い」。 GAP認証を取得した生産者で構成され、かつ認定登録された研究会のみが生産できる特別なお米で、ふくしまの米の最上位に位置します。 ふんわり柔らかく炊き上がるというこれまでにない個性的な食感・食味が特徴で、縁起が良い名のこのお米は、つくる人、食べる人、みんなを笑顔にします。
専用サイトはこちらから「福、笑い」は、品質と食味が優れる品種を目指し、「コシヒカリ」の血を引く「新潟88号」を母、「ひとめぼれ」の血を引く県育成系統「郡系627」を父として交配し、品質及び食味の確認を繰り返して誕生しました。食味の特徴としては、コシヒカリ並の良食味。粘りや甘みが強く、個性豊かな米といえます。