秋の田んぼにはどんな生きものがいるのかな?~福島いわき市で秋の田んぼの生きもの調査~
2015年09月28日
?9月27日(日)に、いわき市草野地区子供会育成会とJAいわき市青年連盟草野支部は、JAいわき市やJA全農の支援のもと、同市立草野小学校の田んぼで「秋の田んぼの生きもの調査」を行いました。
この草野支部の田んぼの生きもの調査は、子どもたちに田んぼの生きものを通じて命の大切さを知ってもらおうと、昨年から始まり、6月と10月の年2回行っています。今回は1年生から6年生までの小学生とその保護者ら約100名が参加しました。
JA全農の山崎敏彦講師は「6月とは違い、稲が大きくなりました。どんな生きものがいるか、みんなで探してみましょう。」と調査の方法や注意点の説明をした後、子供たちは虫かごと虫あみを手に、30分ほど、田んぼの中や畦にいる生きものを探しました。小雨が降るあいにくの天気でしたが、子どもたちは、飛び跳ねているショウリョウバッタやキイナゴ、カマキリやオケラ等の様々な生きものを、虫あみを使って一生懸命に捕まえていました。捕まえた生きものは、大きな虫カゴにいれて、ポケット図鑑で名前を調べる等してみんなで仲良く観察しました。参加した子どもたちは「こういう機会がないので、いろんな虫が捕れて楽しかった」、「泥だらけになったけど、たくさんの生きものがいて、楽しかった」と満面の笑みでした。
?最後に、山崎講師から「みんながご飯を食べないと田んぼが無くなってしまい、生きものたちの生きる場所が無くなってしまいます。だから地元の農家の方が大切に育てたお米をたくさん食べてください。」と話しました。
JA全農の山崎講師より説明を受ける子どもたち
田んぼの中に入り、生きものを捕まえました
アマガエルやタニシも見つけました
みんなで捕まえた生きものを大きな虫カゴに入れて観察します
田んぼの生きもの調査は楽しかった~!!