JA全農福島は、11月12日（木）に福島市の「福島県農業総合センター果樹研究所」で「平成27年度福島県りんご着色系ふじ品評会」を開催しました。着色系ふじは、当県において重要品種として位置付け推進しており、農家の栽培技術の向上を目的として毎年開催しています。

　今年のりんごの生育状況は、春先の干ばつや夏場の高温、暖秋と続いたため、着色や蜜入が心配されましたが、着色は順調で、蜜入は遅れたものの11月に入り蜜入りも良好となり、大きさも平年並みで糖度も充分とのことです。

この品評会では県内から６２点が出品されました。審査員たちにより一次審査で着色や形状といった外観審査が行われ、入賞候補が選ばれました。続く二次審査では、糖度測定の他、蜜入審査が行われ、金賞４点、銀賞６点、銅賞８点が決定しました。

　この品評会に出展されたりんごは、１１月１４日（土）と１５日（日）の２日間、郡山市のJA農産物直売所「愛情館」で販売します。

金賞受賞者は次のとおりです。

【福島県知事賞】平井貴徳さん（JA新ふくしま）

【福島市長賞】　奈良輪光功さん（JA新ふくしま）

【福島県農業協同組合連合会中央会会長賞】阿部正和さん（JA新ふくしま）

【福島県農業協同組合連合会福島県本部長賞】星次男さん（JA会津みどり）