6月12日（日）晴天のなか、いわき市草野地区子供育成会とJA福島さくら青年連盟草野支部は、昨年に引き続きJA福島さくらいわき地区本部やJA全農の支援のもと、いわき市立草野小学校の学校田にて「田んぼの生きもの調査」を行いました。

この生きもの調査は、多様な生物が生息する「田んぼ」の環境の豊かさと重要性を子供たちに知ってもらい、これをきっかけに農業に関心をもってもらおうという取り組みです。今回は１年生から６年生までの小学生104名が参加しました。

株式会社全農ビジネスサポートの中川護講師から「田んぼの中をじっくり見て下さい。たくさんの生きものが動いているのが見えますか？」との言葉に、子供たちは目を輝かせ、虫かごと虫あみを手にして裸足で田んぼに入りました。「きゃ、水が冷たい！」「うわ、足がハマった！」と悲鳴をあげていた子供たちですが、すぐに生きもの探しに熱中していました。「オタマジャクシだ！早く捕まえて！」「タニシをゲットしたよ！」など、30分ほどかけてドジョウ、ヤゴなど様々な田んぼの生きものを探しました。

参加した子供たちは、「初めて見た生きものがたくさんいた」「去年とは違う生きものがいた」「ちょっと気持ち悪いのもいた」と、それぞれが笑顔で感想を話してくれました。