JKアグリスクール ~野菜の定植篇~
苗が斜めになっているのもご愛嬌?
5月29日(火)、JA全農福島は、郡山女子大附属高等学校と福島テレビ(FTV)とのコラボ企画「JKアグリスクール ~野菜の定植篇~」を実施しました。
参加したのは、食物課2年生35名の女子生徒たちです。おそろいの鮮やかなピンクのポロシャツを着て、準備万端の生徒たちを乗せたバスがたどり着いたのは、郡山市西田で農業を営む服部さんの圃場です。今日は、服部さんに教わりながら、ミニトマトの定植と、えだまめ・トウモロコシの種を播きます。
まずは、畝の上にマルチシートを張りました。シートを張る人、シートが飛ばないように土で固定する人、シートに定植用の穴を開ける人など、協力して準備を進めていきます。作業が終わると、早速ミニトマトの定植です。仲良く並んで苗を持ち、1本1本植えていきます。「ねえ、苗がポットからとれないよ!」「こうやって取ればいいんだよ。」「ちょっと、水かけすぎー!」「ほらそこ、支柱が斜めになっているから、真っ直ぐにして!」と、圃場に賑やか声が響き渡りました。
ミニトマトの後は、えだまめとトウモロコシの播種です。種の上に土をかぶせ、上から優しくおさえます。「あー!豆(種)が転がっていっちゃったー!!」と笑いが起きる場面も。力を合わせて作業を進めたため、播種もあっという間に完了しました。
気温が高いなかの作業でしたが、自然豊かな場所での授業に、生徒たちは楽しそうに取り組んでいました。
また、今回のJKアグリスクールから、FTVの伊藤アナウンサーが仲間入りをしました。生徒たちと行った定植の様子は、FTV「サタふく」で放送予定です。
《 JKアグリスクール ~今月の調理実習~ 》
野菜の定植の後は、食物科の3年生が福島県産農畜産物を使った調理実習を行いました。FTVの伊藤アナウンサーもエプロンをつけて再登場し、調理実習に参加します。
JA全農福島は、福島県産ブロッコリーやスナップエンドウなどの旬の食材と、福島牛・会津コシヒカリを提供しました。今回のメニューは「ブロッコリーと牛ロースの炒め物」と「スナップエンドウとわかめの生姜和え」です。
前回に引き続き、手際よく進めていく生徒たちに対し、料理初心者の伊藤アナウンサー。包丁も不慣れな様子に、生徒たちからツッコミが入る一幕も・・・。
出来上がった料理はみんなで試食をしました。伊藤アナウンサーと少しずつ打ち解けて笑顔を見せた生徒たちは、自分たちで調理した料理の味を確かめながら、旬の食材の美味しさを味わっていました。



