~秋の田んぼの生きもの調査 JA福島さくら いわき市立草野小学校編~
10月14日(日)、JA全農福島は、いわき市立草野小学校の学校田にて「田んぼの生きもの調査」を行いました。
この生きもの調査は、多様な生物が生息する「田んぼ」の環境の豊かさと重要性を子供たちに知ってもらい、農業に関心をもってもらおうという取り組みです。
草野小学校では、いわき市草野地区子供育成会とJA福島さくら青年連盟草野支部が中心となり、JA福島さくらいわき地区本部やJA全農の支援のもと、地域ぐるみで「田んぼの生きもの調査」に取り組んでいます。夏の調査に続き、秋も開催となり、1年生から6年生までの小学生36名が参加しました。
全農ビジネスサポートの山崎講師から「たくさんの生き物を捕まえてきてくださいね。」との説明後、児童たちはさっそく学校田やその周辺へ向かっていきました。大人たちも参加し、一緒に生き物を探します。
20分ほどで、イナゴ、コオロギ、キチョウ、ニホンアマガエルなど、次から次へと児童たちが生き物を捕まえてきました。「トノサマバッタ捕まえたよ!!」「見てー!カマキリ捕った!」「こんなにたくさん捕まえた!」と、生き物でいっぱいの虫かごを持つ児童たちで大賑わいとなりました。
「みんなで調査をしてみて、イナゴがたくさんとれたということは、イナゴがたくさん田んぼにいるということだよ。そしてそれをエサにしている生き物もたくさんいるということ。この季節にヤゴがいたのも驚きだね。虫ってすごい生き物だね」
山崎講師の説明を聴く児童たちは、虫かごのなかの生き物に興味津々の様子でした。最終的に23種類という、たくさんの生きものを見つけることができました。
最後は、みんなで田んぼに生き物を返して調査終了です。児童たちは、捕まえたトノサマバッタやカマキリに名残惜しそうな様子でしたが、しっかりと自然に返し、生き物の多様性や田んぼの大切さを学んでいました。
田んぼの生き物調査隊(草野小学校編)


