お知らせ

令和元年度 果樹(モモ・ナシ)病害対策セミナー開催

2019年12月20日

今年度の果樹栽培において重大な課題となったモモせん孔細菌病ならびにナシの黒星病について、病害対策の再認識と徹底を促すことを目的に11月15日(金)JA福島ビルにて、JA全農福島主催、福島県、JA福島中央会共催の果樹病害対策セミナーを開催しました。

開催に先立ち、「関係機関が一体となって取組むことで生産者の農業経営に貢献していきたい」とJA全農福島 佐藤勝則副本部長が主催者のあいさつを行いました。

第1部では、福島県農業総合センター安全農業推進部発生予察課・薄井智之技師より「モモせん孔細菌病の発生状況について」、福島県農業総合センター果樹研究所病害虫科・七海副主任研究員より「モモせん孔細菌病の防除対策について」、福島県農林水産部園芸課・菅野英二主任主査より「果樹関係の補助事業について」ご説明いただきました。

 第2部では、福島県農業総合センター安全農業推進部発生予察課・薄井智之技師より「ナシ黒星病の病害発生状況について」、福島県農業総合センター果樹研究所病害虫科・七海副主任研究員より「ナシ黒星病の防除対策について」ご説明を頂き、さらに特別講演として、富山県農林水産総合技術センター園芸研究所果樹研究センター・舟橋志津子主任研究員より「ナシ黒星病に対する精度の高い落葉処理」についてご講演をいただきました。

第1部、第2部共に数多くの生産者の皆様にご来場いただき、次年度の栽培に向けた防除対策について学ぶ機会となりました。

佐藤副本部長あいさつの内容を表示
佐藤副本部長あいさつ
富山県農林水産総合技術センター園芸研究所果樹研究センター・舟橋志津子主任研究員講和 「ナシ黒星病に対する精度の高い落葉処理」の内容を表示
富山県農林水産総合技術センター園芸研究所果樹研究センター・舟橋志津子主任研究員講和 「ナシ黒星病に対する精度の高い落葉処理」