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2015年7月21日

高品質・良食味米の生産にむけて「ふくまる生産者大会」を開催

 茨城県産米銘柄化協議会(事務局:JA全農いばらき米穀課)とふくまる推進協議会(事務局:茨城県農林水産部産地振興課)は7月21日、つくば市のホテルグランド東雲で、生産者および関係機関等が一丸となって「ふくまる」のブランド化に取り組めるよう、 意識の統一を図ることを目的に、平成27年度ふくまる生産者大会を開き、県内12JAの担当者、生産者、行政関係者、集荷業者ら116人が参加しました。

高林

 茨城県産米銘柄化協議会の中川治美会長は「平成27年度産の新規取組として、試験的に生産者登録制度を導入し、ブランド力強化に取り組んでいきたい。ふくまるが茨城を代表する品種になるよう、関係者が一丸となって、それぞれの立場で盛り立てて いただきたい」とあいさつをしました。
 ふくまる推進協議会の佐藤明彦会長は「ふくまるのブランディングを重点実施事項として考えています。皆様と努力してブランディングを達成したい。」とあいさつをしました。

 同大会は、月刊食糧ジャーナル編集長の伊藤博氏を講師に招き、主要コメ産地のブランド戦略についての講演を行ったほか、平成27年度産ふくまるの取り扱い方針、平成28年度産ふくまる生産者生産者登録制度などの説明を行いました。
 生産者登録制度は、知名度の高いブランド米品種で行っている取り組みです。生産情報を把握するとともに、生産者が一定の要件により栽培することで、流通するコメの品質安定化を図ります。27年産までは試験的に導入していましたが、28年産から加入が必要となります。