
2017年9月13日
畜産部 畜産課
平成29年9月7日~9月11日、宮城県仙台市に於いて「第11回全国和牛能力共進会」が「高めよう生産力 伝えよう和牛力 明日へつなぐ和牛生産」をテーマに開催され、全国39道府県を代表する513頭の和牛が出品されました。
開催地の仙台市は首都圏からのアクセスの利便性が良いことや、「高校の部」が新設されるとともに、一般の出品区で高校生が30年ぶりに出場するなどの話題性が高くメディアにも多く取り上げられました。
会場では全国各地から24の銘柄牛を試食できるPRブースも設置され、期間中40万人を超える来場者が和牛の魅力を堪能しました。
「常陸牛PRブース」では連日長蛇の列で約2000人に常陸牛の試食を提供し「茨城の常陸牛」の美味しさをPRすることができました。
本県からは、県大会で選抜された3名の生産者(若雌2区1頭、3区1頭、去勢肥育牛9区2頭)が出品しました。
改良組合活動の活性化による増頭意欲の向上を主な目的にした2区には宇佐美 栄一氏(高萩市)、3区には益子 正広氏(大子町)が出品し、入賞を果たすことはできませんでしたが、全国の強豪に対して堂々と挑んでくれました。
生産者からは「5年後は必ずリベンジを果たしたい」と次回への意気込みを口にしていました。
提供:公益社団法人全国和牛登録協会
撮影:帯広畜産大学 口田圭吾教授