京都の農畜産物

宇治茶について

宇治茶の種類

碾茶(抹茶)

茶園を覆い遮光して育てた葉を蒸し、揉まずに乾燥させたものを碾茶(てんちゃ)といいます。渋みが抑えられ、甘みのある味わいです。
碾茶を石臼などで挽いて粉にしたものが抹茶です。

玉露

20日以上遮光して育てることにより、「覆い香」といわれる玉露特有の香りが楽しめます。鮮やかな緑色をしており、まろやかでコクのある味わいが舌に残る高級茶です。

かぶせ茶

14日以上遮光して育てますが、碾茶や玉露に比べ、覆いをする期間が短いため玉露の風味と煎茶のさわやかさを持ち合わせています。

煎茶

さわやかな香りと上品な渋みのある味わいで、飲んだあとに清涼感があります。

主な産地マップ

宇治茶GAP

平成26年4月より京都府内の宇治茶生産者及び製茶工場が、府内茶業団体及び農業団体の支援のもと、京都府内統一の生産工程管理「宇治茶GAP(ギャップ)」の取組を開始しました。

取り組む目的

  • 良質で安心・安全な宇治茶を提供して宇治茶に対する信頼性を高め、
  • 環境にやさしい茶業や農業労働事故防止に取り組むことにより、
  • 宇治茶の生産者及び産地がこれからも持続的に発展していくこと

 以上を目的に、生産者、関係機関・団体、行政が一体となって、宇治茶GAPの導入・実践に取り組みます。

特徴

  • 府内統一の管理基準に基づく取組み
  • 京都府の茶生産者全員が取り組む「実践運動」と、一定の基準を満たした者(製茶工場単位)を承認する「承認制度」から成る
  • 宇治茶GAP実践者及び承認者には、「宇治茶GAP実践確認証」「宇治茶GAP承認書」を交付

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