和牛甲子園に向けて研修会及び、情報交換会を開催!
2024年10月10日
JA全農京都は10月1日に福知山市の中丹家畜市場にて、
和牛甲子園近畿ブロック飼育技術向上研修会及び情報交換会を開催しました。
この研修会には、京都府立農芸高等学校、兵庫県立但馬農業高等学校の生徒が参加しました。
研修では肥育後期の飼養管理、和牛の育種価について学び、来年1月に開催される和牛甲子園に向けて、和牛への理解を深めました。
昼食では京都府産黒毛和牛「京の肉」と滋賀県産黒毛和牛「近江牛」、兵庫県産黒毛和牛「神戸ビーフ」の食味比較を行いました。
研修の最後には中丹家畜市場で実際にセリ時に使用するセリ機を使って模擬セリを実施し、大いに盛り上がり、
生徒からは「刺激的だった」「非常に良い経験ができた」との声が上がりました。
JA全農京都は、今後も将来の畜産を担う後継者を育成する取り組みを実施していきます。
和牛甲子園とは
全国には農業高校は300余りあり、その中でも畜産学科が設置されている学校を中心に、授業やクラブ活動の一環として高校生の手によって和牛が飼育されています。
そのような中、全国の高校生と彼らが育てた和牛が集まり、日頃の和牛飼育の取り組みを発表し、その成果としての枝肉の肉質を競い合う大会です。
▲講義の様子
▲「京の肉」・「近江牛」・「神戸ビーフ」の食味比較
▲実際のセリ機を使用した模擬セリの様子