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【営農情報7】米の品質を低下させる「斑点米カメムシ類」に注意!

2021年09月06日
生産事業部 生産資材課
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病害虫発生概要

・病害虫名

斑点米カメムシ類

・対象作物

水稲

・被害


主に畦・農道や雑草地に生えたイネ科雑草などをエサとして生息。
出穂期以降になると成虫が水田内へ侵入し、水稲のもみを吸汁加害して斑点米を発生させる。

・防除方法





①乳熟初期( 出穂期7 ~10日後)までに薬剤散布を行う。特に、穂揃い期に斑点米カメムシ類が
 水田内で確認した場合は、必ず実施する。
 その後も発生が多い場合は、7~ 10日間隔で1~ 2回の追加散布を行う。

②水田内に追い込まないために、水稲の出穂の10〜15日前までにあぜ際の除草作業を行う。


・防除薬剤










[防除方法①の場合]

 【薬剤名】 【容量/使用時期/本剤の使用回数】
  ■ スタークル粒剤  3kg/7日/3回
  ■ スタークル豆つぶ  250g/7日/3回
  ■ ダントツ粒剤  3~4kg/7日/3回
  ■ キラップ粒剤  3kg/湛水散布14日/2回
  
  ◎粒剤は、出穂期~出穂期の7日後までに散布。
   ただし、キラップ粒剤のみ出穂期10日前から出穂期に散布。



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ご視聴はこちらから → https://www.youtube.com/watch?v=JNG-ck_CFkI

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