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【営農通信37】シロイチモジヨトウの注意報発表について

2024年10月01日
生産事業部 生産資材課
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大阪府から病害虫発生予察注意報第6号(令和6926日付)が発表されました。

1.病害虫名:シロイチモジヨトウ

2.対象作物:キャベツなどのあぶらな科野菜、ねぎ類、しゅんぎく、花き類など

3.発生地域:府内全域

4.発生量:多い

○発生状況

9月下旬の府内キャベツ栽培ほ場での発生が平年を大きく上回っています。また、ねぎ栽培ほ場でも発生が見られます。

・今後、1ヶ月気温は平年より高温で推移する可能性が高いため、発生が多い傾向が続くことが予想されます。

○特徴

・シロイチモジヨトウは、ヨトウムシ(ヨトウガ)やハスモンヨトウなどと同様にチョウ目に属し、幼虫が各種野菜・花き等を食害する害虫です。

・一般に日本の野外では越冬が困難で、毎年暖かい地域から飛来すると考えられています。そのため、夏の後半から秋にかけて発生が増加する傾向があります。

・ハスモンヨトウと同様、薬剤の効果が低い傾向があり、特に成長した老熟幼虫は薬剤の効果が低くなります。そのため、薬剤防除は幼虫が成長する前に早めに行うのが効果的です。

・詳しい生態・対策は、添付資料及び下記リンク先の資料を参考にしてください。

  https://www.pref.osaka.lg.jp/documents/84527/shiroichi-osaka.pdf 

シロイチモジヨトウ老齢幼虫

シロイチモジヨトウ成虫

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また、大阪府農政室病害虫防除Gホームページに、上記資料のほか各種情報が掲載されていますので、参考にしてください。

 https://www.jppn.ne.jp/osaka/ 

今後、被害の発生が懸念されますので、適切な対策に努めましょう。