お知らせ

H30年度 担い手支援担当者(TAC)パワーアップ福島大会を開催

2018年12月13日

JA全農福島は、12月12日(水)、JA福島ビルにて「担い手支援担当者(TAC)パワーアップ福島大会」を開催しました。

この大会は、JA事業の重点事項である地域農業振興、農業所得増大、担い手・法人経営体への支援活動を一層強化するために、JA担い手支援担当者(TAC)のさらなるレベルアップを目的とした研修会として開催しています。福島県内での開催は3回目であり、JA常勤役員、JA本店・地区本部のTAC管理者及び担当者、JA福島中央会・農林中央金庫福島支店・JA全農福島など、約135名が参加しました。

 大会では、まず情勢報告として、JA全農耕種総合対策部TAC推進課の松本則一課長より「全国のTAC活動状況」を、またJA全農福島営農企画部TAC担い手推進課の宗形義洋課長代理より「県内JAのTAC取り組み状況」を説明しました。

 続いて、JA福島さくらたむら地区西部営農経済センターの影山清明主任より「法人・担い手への支援活動について」と題して、事例報告をお話いただきました。TACであり、営農指導員でもある影山氏が、実際に取り組んでいる日々の特徴的な活動を、分かりやすく発表していただきました。

 その後、農林中央金庫福島支店の小嶋雄太氏より「農業金融の基礎知識」を講義いただいてほか、株式会社庄内ゆめ工房の齋藤一志代表取締役から「地域担い手がJAに期待すること」と題した基調講演をいただきました。

 参加した担い手支援担当者は、様々な参考事例に熱心に聴き入っている様子でした。

 最後は、JAふくしま未来 北福島営農センター担い手渉外担当の朝倉大智氏より、「私たち担い手支援担当者は、訪問先の農家組合員の信頼を得て、日頃からその信頼に答えるための、自己啓発と実践が必要です。私たちに求められている営農指導の強化、販売対策、経営分析とその支援など、農家組合員の要望に確実に応えていくことの重要さを再確認し、この大会を次年度からの実践強化の大会と位置づけ、多様な担い手の窓口としてより一層の訪問活動と課題に取り組むことを決意いたします。」と力強く決意表明をいただき、大会を閉会しました。

各JAの担い手支援担当者が一堂に会しましたの内容を表示

各JAの担い手支援担当者が一堂に会しました

事例報告の発表の様子の内容を表示
事例報告の発表の様子
JA福島さくら たむら地区 影山清明主任の内容を表示
JA福島さくら たむら地区 影山清明主任

《TACとは・・・?》

平成20年4月、一般公募により「地域農業の担い手に出向くJA担当者」の愛称を、単協・連合会が一体(チーム)となって地域農業をコーディネートするという意味を持つ「Team for Agricultural Coordination」の頭文字をとって「T・A・C」と決定しました。

詳しくはJA全農ホームページへ ⇒ https://www.zennoh.or.jp/tac/tac_01.html