８月３日に新潟県立加茂農林高校で出前授業をおこないました。

加茂農林高校では、ＪＡにいがた南蒲、ＪＡ全農にいがたと共に、米の品質向上のため、土づくり肥料の実証試験を実施して３年目を迎えます。

近年、新潟県では、夏から秋にかけ猛暑が続いた年に米の品質低下が起こっています。直近では、フェーン現象により令和元年産の米が著しい品質低下に見舞われました。

実証試験では稲の温度を可視化するサーモグラフィーを用いた実習をするほか、農業用ドローンの作業を見学し最新のスマート農業についても学びます。

加茂農林高校とＪＡにいがた南蒲、ＪＡ全農にいがたは、同校の実証試験結果をもとに土づくりの効果を改めて確認するとともに、将来の新潟県農業を担う高校生の学習意欲向上と地域農業の発展に寄与していきます。