日本なし

天高く梨実る秋。

新潟のなしの栽培の歴史はとても古く、約300年前から栽培されていたとの記録もあります。新潟のなしは、信濃川、阿賀
野川が創った肥沃な沖積地帯を中心に栽培されており、大地と大河の恵みを受けて育った、みずみずしい甘さとさわやか
な歯ざわりが人気です。
幸水(こうすい)………やや平べったい形、さくっとした歯ざわりと甘さが特徴。
豊水(ほうすい)………多汁で糖度が高く、甘さと酸味のバランスがとれた濃厚な味わいが特徴。
二十世紀(にじゅっせいき)…青なしの代表品種、みずみずしさが特徴。
新美月(しんみづき)……新潟園芸研究センターで生まれたなしです。人工授粉が必要ない特性を持ち、糖度が非常に高く食味評価も高いです。
収穫期は9月中旬~下旬で甘みと酸味のバランスが非常に良い。果形は丸く、太い軸を持っている。
新王(しんおう)………新潟園芸研究センターで生まれたなしです。人工授粉が必要ない特性を持ち、糖度が非常に高く食味評価も高いで
す。収穫期は9月下旬~10月上旬で酸味が少なく非常に甘みが強い。果形はゴツゴツしていて果皮に大きめの果点がある。
あきづき…多汁で柔らかく糖度が高い。酸味が少ない。
新高(にいたか)………1個800グラムにもなる大玉のなし。形はほぼ円形で多汁、糖度も高い。海外でも高評価の輸出ブランド。
新興(しんこう)………新潟県園芸試験場で生まれたなし。肉質は柔軟多汁で糖度も高い。貯蔵性に優れており、12月まで貯蔵できます。

新潟の梨は、信濃川、阿賀野川が創った肥沃な沖積地帯を中心に栽培されています。
こうした河川敷の肥沃な土地で栽培しているため、大玉で柔らかい梨になります

大地と大河の恵みを受けて育ったみずみずしい甘さとさわやかな歯ごたえが人気です。


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新潟は梨のふるさと?
新潟県でのなし栽培は歴史が古く、約300年前の江戸時代からといわれています。 江戸時代、大名の参勤交代の際に「越後のお国自慢」として「ナシ」を幕府に献上したという記述が残っています。
また、新潟市(旧月潟)には「類産なし」という樹齢約250年の梨の木があります。今でも300~400個の梨の実をつけています。
品種の誕生が新潟に由来する品種として、「新高(にいたか)」や「新興(しんこう)」などが知られています。

産地と作柄
主な産地は新潟市の白根・両川・亀田・横越・月潟・中之口・豊栄地区、加茂市、三条市など。
新潟県内産日本なしは果実の非破壊センサー(光センサー)選別が主流となりました。これにより、JAで選果された「日本なし」は糖度の揃った果実を出荷することができるようになりました。

品種名 特徴
幸水 出荷期間は8月中旬~9月上旬。
やわらかい果肉には果汁がたっぷり含まれ、ひと口食べると強い甘みが広がる赤梨です。
豊水 出荷時期は9月上旬~10月上旬。
果肉はやわらかで多汁、甘みの中に適度な酸味がある赤梨です。
二十世紀 出荷時期は9月上旬~10月上旬。
多汁でシャリシャリとした果肉には、甘みと酸味がバランスよく調和している青梨です。
あきづき 出荷時期は9月中旬~10月中旬。
果肉はち密で糖度が高く、果汁も豊富な赤梨です。
新高 出荷時期は10月中旬~11月上旬。
酸味が少なく、ジューシーで風味豊かな甘さを持つ赤梨です。
新興 出荷時期は10月下旬~11月下旬。
果肉はやわらかくて果汁も多く、甘さの中に適度な酸味がある赤梨です。


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光センサー選別で糖度保障
集出荷場では光センサー選別(非破壊型)を平成12年度に導入し、甘さ保証ができるようになりました!!
選果機はロボットによる自動箱詰めで極力人の手には触れず、鮮度を保ち皆様へお届けいたします。



光センサーに通る梨


選果場内の様子


【梨をおいしく食べていただくために】
・手に持ってずしりと重く、皮にハリ・ツヤがあり、適度なかたさがあるものをお選びください。
・なしの皮の近くほど甘いので、薄く皮をむくのがコツです。
・暑い時期は冷やして食べる(5℃前後、食べる2時間くらい前に冷蔵庫へ)といっそうおいしいです。
・保存はポリ袋に入れて野菜室へ。赤なし系は鮮度が低下するとやわらかくなってしまうので、できるだけ早めに食べましょう。
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毎年、新潟にしかない季節の農産物をお楽しみにしているお客様に大好評です。