ぐんまの農畜産物

ぐんまの園芸作物

群馬県では利根川水系の豊富な水と長い日照時間などの恵まれた自然環境のもと、標高20mの平坦地から1,400mの高冷地までの標高差を利用して幅広い野菜を栽培しています。

新鮮で味が良く、品質・安全性を重視した栄養たっぷりの様々な野菜や果実を全国各地に出荷しています。

また、バラやシンビジューム・トルコキキョウなど様々な花きを栽培しており、「色鮮やかな群馬の花」を出荷しています。

ぐんまの野菜

出荷量

だいこん(からみ大根・ほし大根)

県北部の高原地帯の冷涼な気候を活かしてみずみずしい夏秋大根が栽培されているほか、からみが強く薬味などに適しているからみ大根は県内の各地域で栽培されています。この他、秋冬大根は赤城南麓を中心に沢庵づけ用に干し大根も生産されています。

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出荷時期 周年(ほし大根は11〜12月のみ)
主な産地 JA利根沼田、JA佐波伊勢崎、JA前橋市、JAにったみどり
上手な選び方 ボリュウム感があり、重みがあり、みずみずしく葉までしっかりしているもので、肌がきめ細かく光沢のあるものがよいでしょう。

はくさい

赤城山から吹く赤城おろしの冷たい風によって白菜に霜をおろさせ、自ら不凍液を出すことによって、糖度を増しています。高品質で、生のままサラダ等で食べても美味しい甘みが特徴です。県内では秋冬白菜を中心に出荷しており、全国有数の出荷量を誇ります。

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出荷時期 周年
主な産地 JA邑楽館林、JA佐波伊勢崎、JAあがつま、JAはぐくみ
上手な選び方 しっかりと上の葉が閉じていてずっしりと重い物を選ぶと良いでしょう。

キャベツ

夏秋キャベツは農水省統計調査開始以来、出荷量日本一の産地です。嬬恋村、長野原町を中心に気候が冷涼な高原地帯を中心に栽培されているほか、平坦地では秋冬時期の栽培も行われています。

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出荷時期 年間
主な産地 JA嬬恋村、JAあがつま、JA利根沼田、JAにったみどり、JA佐波伊勢崎、JA邑楽館林
上手な選び方 葉につやがあり、緑が鮮やかで白っぽくないもの。
手に持ったときに大きさの割に重く、葉の巻きがしっかりしているもの。芯(切り口)の大きさが500円硬貨程度で、割れたりしていないものがよいでしょう。

レタス

県北部の高原地帯で生産される夏秋レタスは年間出荷量の約97%を占めています。栽培は機械化により、経営の大規模化が測られているほか、早朝収穫をした朝採りレタスを首都圏の量販店などに出荷し、収穫当日販売するなどの取り組みをしています。

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出荷時期 5月〜11月
主な産地 JA利根沼田、JAあがつま、JA赤城たちばな
上手な選び方 芯の切り口が新鮮で、あまり巻きがしっかりしているものは固く苦味があることが多いので避けたほうがよいです。レタスは鮮度が落ちやすいので、水分を切ってポリ袋に入れて野菜室で保存します。芯の部分に湿らせたキッチンペーパーを当てておくと長持ちします。

ブロッコリー

豊富な日照や水資源で栽培されています。ΒーカロテンやビタミンB群、ビタミンB、Eを含むほか、カルシウムやカリウム、鉄などのミネラル、食物繊維も含む野菜です。お子様にも人気が高い野菜です。電子レンジでも上手にゆでられます。

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出荷時期 4月〜6月、10月〜3月
主な産地 JAにったみどり、JA佐波伊勢崎、JA前橋市
上手な選び方 ポイントは、
  • 蕾(つぼみ)がとじているもの
  • 蕾の色が鮮やかな緑色をしたもの

白ねぎ

中部東部地域の平坦地、赤城山西麓や榛名山西麓にかけて栽培される群馬のねぎは、全国第5位の生産量となっています。生産量の多い10月から3月にかけての秋冬ねぎに加え、春ねぎ、夏ねぎなどの栽培も取り組んでいます。

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出荷時期 4月〜6月、8月〜3月
主な産地 JA前橋市、JA佐波伊勢崎、JAにったみどり、JA太田市
上手な選び方
  • 表面がなめらかで、よくしまっているもの
  • 茎の太さが均一、縦の筋目が細かく入っているもの
  • 茎の分かれる分節部分がしっかりしているもの

きゅうり

恵まれた日照条件を生かし、全県下にわたる平坦地で栽培されており、全国有数の生産量を誇っています。カロテンが比較的多く、ビタミンB・C、アルギニンなども含まれています。さわやかな香りと歯ざわりが特徴です。

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出荷時期 2月〜7月、9月〜12月
主な産地 JA前橋市、JA佐波伊勢崎、JAたのふじ、JA甘楽富岡、JAにったみどり、JA邑楽館林
上手な選び方 果実がかたく、イボが立っているもの。

なす

平坦地のハウス栽培が春頃より出荷が本格化し、露地栽培が出荷盛期となる夏秋期は県下のほぼ全域で出荷が行われます。また、夏秋期の出荷量は2019年までで、4年連続日本一を誇っています。
和・洋・中どのような味付けでも、漬物・煮物・焼物等どのような調理法でも合うので、幅広く楽しむことができます。

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出荷時期 周年
主な産地 JA前橋市、JA佐波伊勢崎、JAたのふじ、JA甘楽富岡、JAにったみどり、JA邑楽館林
上手な選び方 張りがあり、表面につやがあるもので、重みをずっしりと感じるもの

トマト

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冬春期は、平坦地の恵まれた日照を、夏秋期は中山間地の冷涼な気候を活かし、季節ごとに最高の品物をお届けします。
大切に育てられたトマトは、果肉がくずれにくく、香りもソフトで、どなたでも喜んで食べていただけます。そのままでも、加熱してもおいしいので、用途も多彩です。

出荷時期 周年
主な産地 JA佐波伊勢崎、JAたのふじ、JA利根沼田、JAにったみどり、JAたかさき
上手な選び方 肩の部分が張っていて、固くしまったもので、重量感のあるもの
ブリックスナイン

糖度9度以上のものを出荷するということで、糖度(ブリックス)9(ナイン)と命名されたフルーツトマトです。限界まで水分を控えて栽培することで糖度が上がり美味しいトマトになります。
「トマト嫌いでも、このトマトなら食べられる」という人もいるほどのフルーツのような甘さと、適度な酸味が特徴です。

出荷時期 2月~6月
主な産地 JAにったみどり・JA邑楽館林
上手な選び方 酸味を強く感じる場合は、常温で追熟することで酸味が抜けて甘みを感じるようになります。
程よい甘みになったら野菜室で保存し、新鮮なうちに召し上がってください。

えだまめ

5月より平坦地から出荷が始まり、中山間地へと産地が移り変わり、10月まで出荷が続きます。全国でもトップクラスの出荷量を誇ります。

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出荷時期 5~10月
主な産地 JA利根沼田、JAにったみどり、JA太田市、JA佐波伊勢崎、JA前橋市
上手な選び方 さやが緑色で、ふっくらしているもの。粒が均等なもの。

にがうり

九州や沖縄の野菜と思われていますが、群馬は東日本一、全国でも5位の産地となっています。加熱しても壊れ難いビタミンCの含有が多く、苦味成分(モモルデシン)は胃腸を刺激し食欲増進・夏バテ防止にお勧めです。

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出荷時期 6月~9月
主な産地 JA前橋市、JA佐波伊勢崎、JAたのふじ、JA碓氷安中、JA太田市、JA邑楽館林
上手な選び方 果実がかたく、果色にむらがなく、イボに艶があるもの。

ほうれん草

露地栽培に加えハウス栽培の利用により、年間を通じて品質の高いほうれん草が生産されており、全国トップクラスの生産量があります。
夏のほうれん草はみずみずしく、冬のほうれん草は群馬のからっ風の影響を受け肉厚で甘みが強いのが特徴です。(モモルデシン)は胃腸を刺激し食欲増進・夏バテ防止にお勧めです。

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出荷時期 周年
主な産地 JA太田市、JAにったみどり、JA佐波伊勢崎、JA利根沼田、JA赤城たちばな

にら

群馬県はにらの出荷量全国第6位を誇ります。土壌分析に基づく有機質肥料を主体とした適正施肥による栽培方法や、出荷するニラの葉幅に基準を設けて「味ニラ」としてブランド化された群馬のニラは、生産面や味にもこだわった美味しさ満点のニラです。

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出荷時期 周年
主な産地 JA前橋市、JA佐波伊勢崎、JA甘楽富岡、JAにったみどり、JA太田市
上手な選び方
  • 葉幅があり、肉厚なもの
  • 茎部分から葉先までしっかりとしていてハリツヤがあり、曲がりや折れのないもの

しいたけ

群馬県は古くから県内各地でしいたけ栽培が行われており、原木栽培と菌床栽培で年間を通じて生産されております。県土の三分の二を森林が占める関東一の森林県であります。首都圏をうるおす利根川の源でもあり、こうした豊かな自然環境のなか、全国トップレベルの生産を誇ります。

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出荷時期 周年
主な産地 JA甘楽富岡、JAたのふじ、JA赤城たちばな
上手な選び方
  • 水滴のついていないもの
  • カサが肉厚で開きすぎていないもの

大和芋

山芋類の中で長芋に比べ粘りが強いイチョウイモを関東では大和芋と呼んでいます。山芋類は消化酵素を豊富に含み、芋類では唯一生食することが出来ます。ビタミン、ミネラルの他食物繊維などをバランスよく含みます。消化酵素のジアスターゼは熱に弱いので生食(とろろ等)がおすすめですが、加熱調理することでいろいろな食感を楽しむことが出来ます。(モモルデシン)は胃腸を刺激し食欲増進・夏バテ防止にお勧めです。

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出荷時期 通年(4~10月は貯蔵)
主な産地 JA佐波伊勢崎、JAにったみどり
上手な選び方 真空包装されているものは折れたり、包装が膨らんだりしていないもの。
手のかゆみが気になる場合は酢水を使うと抑えられます。

白加賀うめ

ぐんまの梅は東日本一、全国でも二位の生産量となっています。主要の品種は青梅の白加賀で、果肉がしっかりしており、さっぱりとした風味から梅酒、梅ジュースに最適です。出荷の最盛期は6月上旬~中旬にかけてですが、冷凍保存しておけば、いつでも梅が楽しめます。

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出荷時期 5月下旬~6月下旬
主な産地 JAはぐくみ、JA碓氷安中、JA甘楽富岡、JA北群渋川
上手な選び方
  • 傷が無く、豊円形のものがおすすめです。
  • 赤い斑点が出ている梅もありますが、日光が良く当たっているためです。品質に問題はありませんので安心して利用して下さい。

いちご

群馬県が育成した「とねほっぺ」と栃木県が育成した「とちおとめ」をかけ合わせてできた群馬県のオリジナル品種「やよいひめ」を中心に栽培がおこなわれています。甘さと酸味の抜群なバランス、優れた食味と、上品な色合いの品種です。

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出荷時期 11月から4月
主な産地 JAたのふじ、JA甘楽富岡、JA邑楽館林、JA利根沼田
上手な選び方
  • 傷が無く、豊円形のものがおすすめです。
  • 大粒で果皮がしっかりして、色合いは上品な鮮紅色をして光沢のあるもの。

小玉スイカ

豊富な日照条件と水捌けの良い砂礫土壌条件を活かして栽培が行われております。大玉スイカと比較しても甘くシャリ感があるのが特徴です。
また、皮が薄いため可食部が多く、大玉すいかよりも種が少ないので食べやすいです。厳しい検査を経て出荷されるため高い品質を誇り、全国屈指のブランドとなっております。

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出荷時期 3~7月、10~11月
主な産地 JA佐波伊勢崎、JAにったみどり、JA太田市
上手な選び方 シマ模様がはっきりしている。ずっしりと重く、ツルが緑色のもの。

ぐんまの花

薔薇

花の女王と呼ばれる「薔薇」。世界中で愛でられ、愛を伝える花として愛され続けています。前橋などの平坦地では周年、昭和村などの中山間地では春から年末の出荷が行われています。ヒートポンプを使ったCO2の少ないハウス暖房を使用すると共に鮮度を保った湿式輸送も行っています。

出荷時期 周年
主な産地 JA前橋市、JA甘楽富岡、JA利根沼田、JA邑楽館林
上手な選び方 蕾は大きく、巻きがしっかりし色が鮮やかであり、茎がしっかりとした物。

シンビジューム

洋蘭の中ではとても丈夫で、日本の気候にあった育てやすい洋蘭です。シンビジュームは寒さにも強く、定期的に植え替えを行い、明るい日差しにあてるようにすれば、良く育ち花を咲かせます。また切り花としても秋から春までさまざまなシーンで色を添えています。

出荷時期 10月中旬~5月
主な産地 JAたのふじ
上手な選び方 花が大きく色がハッキリとし、一本の茎に沢山の花が付いているもの。鉢植えならば1~2割が蕾のもの、切り花ならばほぼ全体的にゆるみ開花し始めている状態のもの。

鉢カーネーション

カーネーションと言えば「母の日」と言うくらいお馴染みの花です。キリストが十字架に掛けられた姿を見た聖母マリアから流れた涙から生まれた花とされ、アメリカ人アンナ・ジャービスが母に感謝する日をと協会に提案したのが始まりだそうです。母の日ギフトとして全国トップクラスの生産量を誇っています。

出荷時期 4月中旬~5月上旬
主な産地 JA邑楽館林、JA利根沼田
上手な選び方 株がしっかりとしていてボリューム感があり、全体的に開花し始めているもの。花は大きく鮮やかな色合いのものを選んで下さい。

スプレーマム

菊は、桜と並ぶ日本の国花です。「スプレーぎく」は、蕾を摘まずに房状に花を咲かせる菊のことで、1本の茎に多くの花を付けるためボリューム感と可憐さを兼ね備えています。花型・花色のヴァラエティが豊富であり、水揚げ、日持ちの良さに優れ和風、洋風ともに使え幅広く用途に富んでいます。特に平坦地比べ夏の涼しい気候を活かした、鮮やかな花色が特長となっています。

出荷時期 6月~10月(一部周年)
主な産地 JAあがつま、JA利根沼田
上手な選び方 花の付き具合、数、大きさなどから全体のフォーメーションを見、茎はゴツクなくしなやか感じのものが良いとされています。

切花あじさい

県内全域で栽培が行われ初夏より「アナベル」「柏葉あじさい」が出荷され、初秋からは、利根沼田地域より雨除け栽培され花弁が爪紅に色づいた「秋色ミナズキ」「ライムライト」などの出荷が行われる。いち早い季節商材として評判を博している。

出荷時期 6月~10月
主な産地 JA前橋市、JA甘楽富岡、JA利根沼田
上手な選び方 花色のグラディエーションの幅があることから時期ごとの色目をお楽しみ下さい。また秋色品種については、寒暖の差により色目が変わることから紅色のハッキリとしたものをお選び下さい。

シクラメン

群馬のシクラメンは全国的な品評会で常に上位入賞し、その品質には定評があります。県内各地域でミニ鉢から大鉢、品種についても既存の優良品種、新しい品種、生産者による育種交配品種など幅広く栽培されています。

出荷時期 10月~12月
主な産地 JA利根沼田、JA邑楽館林、JA前橋市、JAにったみどり
上手な選び方 葉が細かく、葉の枚数が有りボリューム感のあるもの。花茎はスッキリと伸びしっかりとし、花色は鮮やかな色がでているもの。