CM
柳谷内 健
「生産者の力になれているか」
常に自分に問いかけています。
2010年入会
生産資材部 TAC営農推進課
柳谷内 健
(経済学部 経営法学科卒業)
背景:波線
Q1
現在の仕事内容を教えてください。

TAC営農推進課はその名の通り、営農サポートが仕事です。わたしは県央エリアの3つのJAを担当し、営農に関する情報提供、肥料や農薬など資材の提案などに走り回っています。県やJAとともに結成する営農協議会の事務局の運営も大切な仕事の一つです。このようにさまざまな角度から農業に携わる中、意識しているのは「生産者の力になれているかどうか」です。高齢化や担い手不足など、農業を取り巻く環境が厳しさを増す中、この問いを自分自身に常に投げかけながら、農家の皆さまを少しでもサポートしていければと考えています。

仕事の様子
Q2
印象に残っている仕事上のエピソードは何ですか?

入会してから15年、いろいろな部署を経験してきました。中でも、印象深いのは2年目に所属していた燃料課での出来事です。担当していたJAのガソリンスタンドがセルフ化することになり、スーパーバイザーとしてかじ取りを任されました。給油機をはじめとした設備を全て更新しなければならず、大規模な工事が必要でしたが、20代前半のわたしには、それを取り仕切る知識も経験もありません。それでも、リニューアルオープンする日は決まっています。一から勉強しながら、JAや建設会社の皆さんにも協力していただきながら、何とか完成にこぎ着けることができました。「ありがとう」。JAの方から笑顔でこう言っていただいた時のうれしさは忘れられません。

Q3
JA全農いしかわへの就職をめざしたきっかけは何でしたか。

大学は県外に進んだのですが、わたし自身、能登出身でふるさと石川の役に立てる仕事に就きたいと考えていました。加えて、実家が農業を営んでいたことも、就職先選びには大きかったですね。営農はもちろん、生産者の生活に関するあらゆる面で役に立ちたいと考え、JA全農いしかわへの就職を希望しました。

仕事の様子
Q4
休日はどのように過ごしていますか。

4歳の娘と0歳の息子がいます。休日は公園に遊びに出かけたり、家族で買い物をしたりすることが多いですね。子どもたちとふれあう時間がやっぱり一番のリラックスタイム。もう一つ、おいしいお店探しも好きです。気になるラーメン屋さんなどに、ふらりと食べに行くこともあります。

仕事の様子
Q5
ずばり聞きます! 若手社員と接する際、心がけていることは何ですか。

自分の価値観を押し付けないように気をつけています。頭ごなしに指導するのではなく、まずは若手社員の思いを聞き、そのうえで「こういった見方や考え方もある」と、アドバイスするようにしています。また、JA全農いしかわは、まじめで熱心な人が多い職場です(飲むと皆さん陽気ですが・・・)。半面、仕事に集中するあまり、若手にとって質問しづらい雰囲気が漂うのもよくありません。そこで、日ごろからコミュニケーションを意識し、話しやすい職場づくりを心がけています。

仕事の様子
背景:黄色波線

タイトル:一日のスケジュール

一日のスケジュール
吹き出し
就職活動アドバイスやメッセージ

JA全農いしかわには、農業を支えるいろいろな仕事があります。「全農として将来のあるべき姿は何か」をしっかりとイメージし、そこに向けて自分は何ができるのかを考えておくことが重要です。さらに、当会だけでなく、どんな業界をめざすにしても、就活をする際は元気と笑顔をお忘れなく。皆さんとともに、未来の明るい農業を築いていければうれしいですね。

人物写真
リンクバナー:クロストーク