えひめの食

はくさい

特長1

戦争で広まった異国の野菜

特長2

旬の冬には甘みが増す

特長3

繊維が柔らかくどんな料理にもぴったり

品種特性

〇白菜は中国が原産です。

〇寒くなると葉の糖分が増えておいしくなってきて、鍋や漬物などにたくさん用いられます。お店には半分や4分の1にカットされたものも並び、生食利用も増えて、芯が黄色でみずみずしい品種の人気がでています。

来歴

〇白菜は英語でチャイニーズキャベツといい、明治8年の東京博覧会で清国から山東ハクサイが紹介されました。

〇日清・日露戦争に従軍した日本の農村出身者の兵士が大陸で白菜を初めて食べ、その大きさや味に感心したのが全国的に広まるきっかけでした。

選び方

○切り口が新鮮で持った時にずしりと重みを感じ、葉先までしっかり巻いており、押すと弾力があるもの。

○カットされている場合は、切り口の断面が盛り上がっておらず、葉がしっかり詰まっているもの。

保存方法・加工法

〇カットものは丸のままに比べて水分や栄養分が失われやすいので、丸のままを買って使いましょう。

〇冬場は丸のままで3~4週間日持ちします。新聞紙にくるみ立てた状態で冷暗所で保存してください。