安心えひめ記帳運動
安心えひめ記帳運動は、生産者組織を中心に、
- 生産基準(栽培方法や農薬使用等の基準)を守り
- 栽培に係る記帳を行い
- 出荷元には残留農薬検査を実施し、安全性を確認して出荷販売し
- さらに情報開示を行う
という運動です。
この運動は、平成14年秋冬作付けより、JAグループ愛媛全体で取り組んでいます。
安心えひめ記帳運動の目的
記帳運動の意義(目的)
- 農産物の安全の確保
- 消費者・取引先への安心の提供
- 万一の食品危害に際しての「無実の証明」
- 農業技術・経営の見直し
- 産地としての自信と責任をもった販売の条件整備
食と農の距離を縮め、産地情報を提供します。
全ての共販作物(JAの共同出荷農産物)で取り組んでいます
全ての共販作物(永年性作物は収穫終了後開始)を対象として、運動を実施しています。
JAにおける推進体制
JAごとに設置する「食の安全・安心対策推進本部」を中心に運動の推進を行っています。さらに運動の実践・管理のため、責任者・担当者を任命しています。また、記帳の実施状況を検査するため、「内部検査委員会」を設置し、運動を徹底しています。
JA全農えひめの支援体制
JA全農えひめでは、5つの支援を行なっています。
- 安心えひめ生産基準の作成
- 残留農薬検査対策
- JA推進支援・点検活動
- 情報開示対策
- 販売促進対策
残留農薬検査の実施
「安心えひめ記帳運動」対象品目はすべて自主的に残留農薬検査を行っています。
安全な農産物であることを科学的に確認し、より安全な農産物を消費者の方々にお届けしています。
安心えひめ記帳運動の概要
JAでの「安心えひめ記帳運動」の取り組み概要は以下のとおりです。
1.話し合いを行ない、生産基準の遵守と進め方につき、意思統一します。
2.使用した農薬などを日誌に記入します。
3.出荷前、出荷時、終了時の点検。残留農薬の検査。
4.体制の整ったところから順次、情報を公開してまいります。
5.店頭にて、消費者のもとへ。
産地情報の開示
JA全農えひめでは、ホームページを活用した情報開示を進めています。
消費者の皆様に、「安全・安心」をお届けするため、JA・品目ごとの産地概要、生産情報等を掲載します。
食と農の距離を縮め、産地情報を提供する運動として取組んでいます
当運動は“記帳に基づく情報開示”を通じて生産と消費の距離を縮めることで、「信頼される産地」づくりに取り組んでいます。
生産者・行政・JA・JA全農えひめが一体となり取組んでいますので、ご理解とご協力をお願いします。