えひめの食

菜の花

特長1

食卓に春の訪れを知らせてくれる鮮やか野菜

特長2

花を咲かせるための栄養がぎゅっ

特長3

和え物・汁物・揚げ物などレパートリーいっぱい

来歴

○ アブラナの仲間は地中海沿岸が原産地と言われています。食用、また菜種油を採るために世界各地で古くから栽培されていました。日本でも食用、採油用として古くから栽培されていました。

○ 洋種ナタネは明治時代の初めから導入され、それまでの和種ナタネに比べて葉の色が濃く厚いなどの特徴からたちまち栽培が増え、昭和になってからは採油用として栽培されるのはほとんど洋種ナタネになりました。

産地の概要

野菜(菜っ葉)の花”という意味から「菜の花」になったと言われています。アブラナの蕾と花茎、若葉を食用とするもので、独特のほろ苦さと香りが特徴です。

選び方

葉茎がやわらかくみずみずしいもの、蕾が揃っていて色がきれいなもので葉の色が濃いものを選びましょう。

食べ方・調理ポイント

○ 茹でる時は塩をひとつまみ入れた熱湯で茹でると色が鮮やかになり、美味しく茹であがります。含まれているビタミンCは水溶性なので、水に浸けすぎたり茹で過ぎないように注意しましょう。

○ 油と一緒に調理するとカロチンの吸収率を高めることができます。

保存方法・加工法

〇 湿らせた新聞紙かキッチンペーパーに包んで冷蔵庫で保管しましょう。葉を傷めないように立てた状態で保存するともちがいいです。

〇 また、長く保存したい場合は、茹でたものを塩漬けにするとよいです。