えひめの食

柿(甘柿・渋柿) 生産者の紹介

柿(甘柿・渋柿)(西条市丹原町 )

生産地

西条市丹原町 

協力生産者

JA東予園芸 越智 恒光さん

ずしりと両手いっぱいの大きさにもなる柿、太天。2009年に品種登録された渋柿で、天から授かった、素晴らしい、大きな果実のカキという意味から「太天」と名付けられました。平均500gと大玉で、脱渋後しばらくはサクサクとした食感ですが、熟するにつれ緻密で滑らかに。糖度が高く、果汁も多いという特長があります。
越智さんは13年前に太天を15aの横野柿に高継ぎを行い、8年前から収穫ができるようになりました。柿は4~5月に花が咲くので、まず摘蕾を行い、その後摘果を2~3回繰り返し、9月末にはマルチシートを敷き、10月中頃から11月下旬まで収穫作業。その後マルチシートは巻上げ、冬期には剪定と病害虫予防の為に樹の皮むきを行います。この皮むきは高圧洗浄機で水を使って行うのですが、1本当たり30分もかかるそうです。
昨年から太天の栽培面積を新たに13a増やしたと越智さん。手間がかかる品種だけど、その分やりがいも感じており、柿づくりに燃えていると越智さん。今年はマルチシートを敷いたおかげで、汚染果を減らすことができたこともあり、いい出来だと満足気。これからも奥様の昭子さんと力を合わせて「おいしい!」と言ってもらえる柿を作っていきたいと話してくださいました。

2018年11月2日放送

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