秋の味覚の代表・美味しい栗を求めて城川町にやってきました。
城川町は県内有数の栗の産地で「奥伊予栗」として大変人気があります。

その美味しい栗の秘密を探りに生産者の小屋敷さんの園地へお邪魔しました。
奥さんと、最近愛知から家業を継ぐために帰ってきた息子さんと親子3人で栽培に取り組んでいます。小さいころから栗園でお手伝いをしてきた健太郎さん。お父さんの姿を見て、将来は農業をしようと決めていたそうです。

収穫シーズンまでの作業で重要なのは剪定。栗の実に十分栄養が行き届くように余分な枝を切り落とします。これは冬も夏も1年を通して行われます。そして最後に「愛情」が美味しい栗を育てる秘訣だとか。その成果あって、とても大玉で綺麗なつやつやとした栗ばかりが実っています。中には手のひらに2つ乗せるのが精一杯のものも！ピーク時期には1日に300kgも収穫するそうですが、丹精こめて作り上げた栗を見るのがとても楽しみなんだそう。そう語る小屋敷さんの笑顔がとても印象的でした。

2009年9月25日放送

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