えひめの食

栗 生産者の紹介

栗(西予市城川町)

生産地

西予市城川町

協力生産者

JAひがしうわ 三瀧 俊二さん

城川町の山間部、3ヶ所の園地60aで三滝さんは栗を栽培しています。JAひがしうわ管内では418軒の栗農家がいますが、「愛」あるブランド産品である「奥伊予特選栗」として出荷できる厳選された51軒の園地に三滝さんの園地も入っています。奥伊予特選栗は2L~4Lの大玉ですが、風味、食感が良く、しっとりとした栗らしい味わいが楽しめます。
三滝さんは農業を始めて5年目、定年退職後にお父様の園地を引き継ぎました。大玉の栗を生産するためには、実に栄養が十分行き渡るよう、冬場の剪定作業が大切だそうです。また、日当たりの良さも大切で、これを確保するため低樹高にしています。ただ、樹が50~60年経っており収穫量が減ってきているので、徐々に若木を植えて、園地を若返らせて収穫を上げていきたいそうです。
汗をかくと気持ちがいい!と三滝さん。農業は自然が相手なので、一人で作業をしていると、川のせせらぎや鳥の声が聞こえてきて落ち着くそうです。栗農家は高齢化が進んでいて、自分がまだまだ若手で80代の人もいる、秋の味覚を絶やしたくないので、生産者の努力も必要だが、JAなども推進して、若手が後継してくれる体制がとれるといいなと話してくださいました。

2017年9月24日放送

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