四国中央市内で、森実さんは伊予美人を栽培しています。伊予美人は愛媛県オリジナル品種の里芋で、色が白くきめ細やかでやわらかな肉質、粘りが強く濃厚な甘味が特徴です。里芋の他には、お米や山の芋を作っています。
食べる事や料理が好きという森実さん。短大卒業後は小さいころからの夢であったパティシエとして修業していましたが、半年後、農業をしていたおじい様が他界され、おばあ様が一人で農業をする事になったのを機に就農。おばあ様に就農したいと伝えた時は、農業の大変さから反対をされましたが、おじい様・おばあ様の姿をずっと見ていた森実さんの「農業をやりたい」という真剣な思いを知って、現在では親子３代（おばあ様・お母様・知子さん）で仲良く農業をしています。
農業の魅力は、身近なところでは、自分の作ったものを友人や親戚の人から「美味しかった」「また食べたい」と言われる事。農業を始めてまだ２年なので、早く仕事に慣れて、作業も追いつくように努力したいと森実さん。将来は自分が作った野菜を使ったオリジナル料理を考えて、カフェをやってみたいと、熱い思いを語ってくれました。

2013年10月18日放送

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