えひめの食

里芋 生産者の紹介

里芋(四国中央市)

生産地

四国中央市

協力生産者

JAうま 特産部会里芋専門部会 鈴木 敏也さん

日本三大局地風の一つ「やまじ風」が吹くうま地方では、地上の強い風に影響されない里芋の栽培が盛んです。その歴史は古く、400年前の文献に記述があるそうです。地域特産の里芋を鈴木さんは父親の跡を継ぎ、6年前から栽培面積1haで、「愛媛農試V2号」(ブランド名:伊予美人)を育てています。
伊予美人は、収量が普通の里芋より多く、秀品率も高く、なによりおいしいから!と鈴木さん。伊予美人の栽培は2~3月の種芋掘りから始まり、収穫は9月から翌年の4月までと1年以上。雨が多いと生育が抑制されたり、雨が少ないと葉がやけて芋が育たないなど水の管理は大変ですが、収穫は自分のペースや他の作業と一緒に進められたりと楽な一面もあるそうです。ただ収穫は全部手作業なので、最盛期には一日で約350kgの伊予美人を手作業で掘るのは、なかなか大変です。
伊予美人は、その名のとおり色白できめ細やかな肉質、丸々として形が揃った里芋です。味に「くせ」がないので、工夫しだいでいろいろなお料理に使えます。里芋というと、年配の人が食べるというイメージがあるけれど、伊予美人によってそのイメージを払しょくしたいと鈴木さん。料理上手な奥様と一緒にいろいろな食べ方を提案したいと話してくれました。

2014年9月27日放送
2016年10月23日放送

里芋・伊予美人 商品のご紹介
里芋・伊予美人 レシピのご紹介