えひめの食

トマト 生産者の紹介

トマト(久万高原町)

生産地

久万高原町

協力生産者

JA松山市 久万高原トマト部会副部会長 渡部 進さん

久万高原町は県内最大の夏秋トマトの産地です。標高が高い久万高原町は、夜間の気温が低くなり昼夜の気温差が大きいので、糖度が増して美味しいトマトができます。

渡部さんの園地は標高500~600mにあり、風通しのよい雨除けハウスで桃太郎という品種のトマトを栽培しています。収穫作業は毎年6月下旬から始まります。毎朝、夜が明けると同時にスタートし、ほんのりピンクに色付いた状態で収穫します。収穫したらすぐにトラックに積んでそのまま選果場へ。毎日、朝採り新鮮トマトを出荷しています。収穫時はまだ少し青みが残るトマトも1~2日で真っ赤に追熟し、新鮮なうちに店頭に並びます。

最盛期は7月後半からお盆前まで。収穫作業は11月いっぱいまで続きます。収穫を終えると、来年また美味しいトマトを作るために畑を耕し、天然の草などを入れて土づくりを行います。土をやわらかくして根を下へ這わせることで元気なトマトができるのです。

全体に丸みがあって実が固くしまっているものが美味しく、ヘタが生き生きしていれば鮮度がよい目印です。「トマトが赤くなると医者が青くなる」というヨーロッパのことわざがあるように、トマトはとても栄養価が高い緑黄色野菜です。ぜひ、ご賞味ください。

2011年8月6日放送

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