えひめの食

トマト 生産者の紹介

トマト(大洲市)

生産地

大洲市

協力生産者

JA愛媛たいき 矢野 正祥さん

大洲の山間部、肱川のそばに建てられた15aのビニールハウスで矢野さんは3,500本のトマトを半促成で奥さまと2人で栽培をしています。品種は「りんか409」、大玉で肉質がよく食味のいいトマトです。
JA愛媛たいき管内で従来の農薬・化学肥料を30%以上減らして栽培された、環境と人にやさしく「愛(ラブ)」の詰まったトマトを「エコラブトマト」として販売しており、矢野さんもエコラブトマトに取り組んでいます。また、トマトの授粉をクロマルハナバチが行っているため、殺菌剤を使わないようにもしています。そのため、虫が入らないようにハウスにネットを張ったり、トラップを吊ったりして、日ごろからハウス内の様子を把握しています。ただ、ちょうど今収穫しているトマトは、分化の時期の冬の寒さが影響し、果形の悪いトマトになっていますが、次の段からはきれいなトマトができているそうです。
収穫のピーク時は朝6時から10数時間労働しているけれど、きれいなトマトがたくさんできた時はうれしくて疲れも感じないと矢野さん。シーズン中は必ずトマトが食卓にのぼり、英気をやしなっているそうです。今後はエコラブトマトを県内だけではなく、京阪神などもっと広い地域の人に食べてもらいたいと話してくれました。

2018年5月18日放送

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