えひめの食

きゅうり 生産者の紹介

きゅうり(大洲市肱川)

生産地

大洲市肱川

協力生産者

JA愛媛たいききゅうり部会 山本 茂行さん

山本さんは大洲市肱川で白いぼきゅうりをハウス栽培しています。きゅうりは90%以上が水分と言われ、その栽培に水は欠かせません。肱川沿いのこの地域は水が豊富で、山本さんのほ場では地下水を汲み上げて使っています。地下水は雨が降っても濁らず、年間通して温度が一定という利点があり、愛媛の豊かな清水をたくさん吸っておいしいきゅうりに育ちます。
きゅうりの収穫作業は、1日2回、朝夕の涼しい時間に行います。きゅうりには、S(17~19cm)M(19~21cm)L(21~22.5cm)とサイズがあり、それ以外は規格外になってしまうそうです。「長さは感覚で」と、Mサイズを中心に1本1本見分けながら収穫していく山本さんですが、最盛期のこの時期には1日に4~5cmも伸びるため、「明日の朝がちょうどいいかなと思っても、翌朝には伸びすぎて規格外になったりするから収穫のタイミングが難しい」とおっしゃっていました。
水やりは3日に1回、湿度を保ち、病気に強い元気でシャキッとしたきゅうりを育てるため、土の上にはワラや落ち葉を敷いています。ワラや落ち葉は最後には土に還って肥料になります。堆肥も十分与えて、よく肥えた水はけ水もちのよい健康な土作りを行っています。
山本さんのハウスは大変きれいに整備されていました。「やっぱり食べ物ですからね。日頃から心がけています」と、きゅうりにとても愛情をこめ、自信を持って栽培されている姿が印象的でした。 曲がっててもまっすぐでも味は同じ。痛いくらいトゲトゲしていて緑の濃い艶やかなのがおいしいきゅうりだそうです。

2010年6月25日放送

きゅうり 商品のご紹介
きゅうり レシピのご紹介