えひめの食

蚕豆 生産者の紹介

蚕豆(松山市安城寺町)

生産地

松山市安城寺町

協力生産者

JA松山市蚕豆部会 副部会長 森田 壽雄さん

森田さんは松山市安城寺町で「陵西一寸(りょうさいいっすん)」という品種を約12a栽培しています。蚕豆は連作(毎年同じ畑に植えること)ができないため、今回お邪魔した畑は収穫が終わったら5年間お休みさせて、来年は違う畑で栽培するそうです。
さやが空に向かって伸びることから「蚕豆」という名が付いたと言われていますが、豆が熟して重くなってくると、さやは自然に垂れてきて採り頃を教えてくれます。平成22年は春先の寒波・霜の影響で、例年より生育が少し遅れているとのことですが、森田さんの畑では、パンパンに太った豆のさやが少しずつ垂れ下がってきて、「もうすぐ食べごろだよ」と語りかけているようでした。
蚕豆は収穫時期が4月下旬から5月下旬と短く、鮮度も落ちやすいため、旬の時期にしか味わえません。ぜひ新鮮なさやに入ったものを選びましょう。

2010年5月14日放送

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