えひめの食

なす(絹かわなす) 生産者の紹介

なす(絹かわなす)(西条市)

生産地

西条市

協力生産者

JAえひめ未来(西条) 絹かわなす部会 川﨑 直孝さん

絹かわなす」は「庄大根」「緋のかぶら」と並ぶ愛媛県の伝統野菜です。明治時代にはすでに栽培されていたと言われており、品種改良されることなく自家採取によって種が守られてきました。栽培は、旧西条市内で「うちぬき」が利用できる地域に限られています。川﨑さんはこの「絹かわなす」を15a栽培しています。
「絹かわなす」は名前の通り絹のように柔らかい皮のため、葉が実に当たるだけで傷がつくこともあります。川﨑さんは圃場を防風ネットで風を抑え、摘葉をして葉が実に当たらないように、またひもで枝をひっぱることで、実が揺れないように工夫をしています。
「絹かわなす」の果肉はアクや種がほとんどなく、なめらかで甘くトロッと柔らかいのが特徴。これは、ミネラル分豊富な「うちぬき水」でしか出せない食感です。塩もみや漬物もいいですが、厚めの輪切りでステーキとして食べてもおいしいですよ。

2015年7月2日放送

絹かわなす 商品のご紹介
絹かわなす レシピのご紹介