えひめの食

乾しいたけ 生産者の紹介

乾しいたけ(大洲市蔵川)

生産地

大洲市蔵川

協力生産者

JA愛媛たいき 河内 逡一さん

大洲市蔵川地区の標高約500mの場所で、河内さんは原木しいたけをほだ木(しいたけの種菌を植えた原木)を約25,000本で栽培しています。ほだ場(原木でしいたけを栽培する場所)は、自然豊かで木漏れ日がわずかに当たる冷涼な木陰、沢からのきれいな水を汲みあげて使える散水設備を完備している、まさにしいたけ栽培に適した環境です。大洲市蔵川地区の標高約500mの場所で、河内さんは原木しいたけをほだ木(しいたけの種菌を植えた原木)を約25,000本で栽培しています。ほだ場(原木でしいたけを栽培する場所)は、自然豊かで木漏れ日がわずかに当たる冷涼な木陰、沢からのきれいな水を汲みあげて使える散水設備を完備している、まさにしいたけ栽培に適した環境です。 河内さんの父親が農業をしていたことから、26歳の時に就農。その時は栗の栽培がメインでしたが、就農して8年後、栗が2年連続台風の大きな被害に遭ったことで将来を考えた時、父親がクヌギを使って炭焼きをしていたことから、クヌギがほだ木として使えると思い、本格的に原木しいたけの栽培に、また1972年には地域に乾しいたけ用の乾燥機が設置されたことで、原木しいたけを使った乾しいたけ生産に取り組みました。 栽培歴は45年を超えており、毎年のように品評会で受賞していますが、栽培は自然相手、毎年気象条件が違うので、毎年勉強という河内さん。乾燥させる時の温度や時間は、収穫した時のしいたけの状態で変えているそうです。品質のよい乾しいたけは、裏面のひだがコーンポタージュ色の物。原木しいたけを使った乾しいたけは、旨みが凝縮して風味が豊かなので、この良さを知ってもらって皆さんにもっとたくさん食べてほしいと話してくださいました。
2019年5月20日掲載

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